簡単ころな支援策シリーズ「そもそも支援の全体像って?」
2020.06.15


宮城県よろず支援拠点の佐藤です。

令和2年度第2次補正予算が12日に国会を通過しました。各種支援策が拡充されています。今後制度など具体的な内容で展開されてくるものと思います。


さて、矢継ぎ早にいろいろな制度が展開されており、正直我々も事細かにすべてのことを把握するのにもいっぱいいっぱいです。

我々コーディネーターでさえいろんな施策の内容をフォローするのが大変なのに、事業者さんはすべて理解するなんてなかり無理のある話です。


なので、当拠点等を活用し支援策をうまく活用していただきたいところなのですが、なかなか1つ1つお伝えするのも時間がかかりますので、対話形式で国の支援策の体系をお伝えできればなあ、と思っておりました。

そこで、

 「国の支援策の概要をざくっと簡単に理解していただくブログ」

として、大枠を理解し支援策を活用していただくための情報発信をしていきたいと思います。


今回は「そもそも国のコロナ支援策ってざっくりどんなものがあるの?」という声も多いので、主な支援策の分類と活用用途を説明します。その後、第2次補正予算の概要についてもお伝えします。



【目次】

(1)簡単ころな支援策 そもそも支援の全体像は?

(2)令和2年度第2次補正予算 をざくっと知りたい!

それでは長文になりますが、お読みいただけますと幸いです。





(1)簡単ころな支援策 そもそも支援の全体像は?


国のコロナ支援策は大きく分けると4つあります。

「給付金」と「融資」と「助成金」と「補助金」です。

それぞれ用途は異なります。資金繰りとして使えるものから、売上拡大を図るためのものなど、用途が違うので、まずはざっくりとこの4つの用途を把握しておきましょう。


その1 給付金

給付金には持続化給付金と、家賃支援給付金があります。申請するための条件がありますが、いずれも対象になる場合に国から一定額が支給され、返済する必要はなく用途も自由です。

持続化給付金は、コロナの影響で売上が前年対比で50%以上減少した事業者が活用できるもので、個人事業主は最大100万円、法人は最大200万円が支給されるものです。50%以上売上が減少した月が、2020年1月~12月の間でひと月あれば申請が可能です。

家賃支援給付金は、5月~12月のうちでひと月の売上が前年同月比で50%以上減少したか、連続する三か月の売上高が前年同月比で30%以上減少した場合に対象になります。申請時の直近の家賃を基本にして、その家賃の2/3または1/3を6か月分支給します。

<持続化給付金申請サイト>




その2 融資

通常の借入とは別の借入枠で、コロナの影響で売上が減少した事業者に対して優遇した金利や条件で貸し出しを行うものです。借入金なので返す必要がありますが、一定の条件を満たせば3年間の利子が国から補助されたり、返済を開始するまでの猶予期間を最大5年間取れたりするなど、とても活用しやすい条件になっています。

民間金融機関で行っているものと、国の金融機関で行っているものがあり、申請手続きにやや違いがありますが融資の条件はほぼ同じものです。

<経産省・資金繰り支援一覧>




その3 助成金
コロナに関連する助成金には大きく、雇用調整助成金と、小学校休業等対応助成金があります。

雇用調整助成金は企業が支払った休業手当を助成するもので、小学校休業等対応助成金は、学校等が休みになったりお子さんがコロナに感染したりして休んだ場合に、有給の特別休暇を与えた企業へ助成するものです。


まず雇用調整助成金ですが、コロナの影響で会社やお店を休業した際に、従業員へ支給した休業手当の4/5を国が助成します。なおコロナの影響があっても解雇をしていない場合は助成率10/10になります。また過去にさかのぼっての休業手当を申請することができ、2020年1月24日以降に発生した休業手当について遡及申請(さかのぼっての申請)ができます。

休業を実施したのちに書類を作成して申請します。申請してから労働局で審査をし、その後に助成金が振り込まれます。概ね1~2か月はかかるのでその間の資金繰りは事前に工面しておく必要があります。

<雇用調整助成金>




なお雇用調整助成金は、雇用保険に入っている従業員が対象です。よってパート・アルバイトなどは対象になっておりません。パート・アルバイトなどの雇用保険に入っていない従業員を休業させた場合の助成金は、「緊急雇用安定助成金」で対応します。とはいえ様式や手続きはほぼ同じです。こちらは制度施行が4月1日からなので、4月1日以降の休業が対象です。


小学校休業等対応助成金は、小さいお子さんが、学校・関連施設の休業や新型コロナに感染するなどして、在宅することになった場合、会社が特別に有給で休暇を与えた場合にその全額を国が企業へ助成するものです。有休は賃金全額に相当することが必要です(助成の上限額があります)。こちらは2月27日~9月30日までの休暇が対象です。

<小学校休業等対応助成金>



類似するものに小学校休業等対応支援金があり、こちらは業務委託契約を締結している個人(いわゆるフリーランス)が対象になります。こちらは2月27日~9月30日までが対象で、支給額は定額です(4/1以降は7,500円)。

<小学校休業等対応支援金>






その4 補助金

補助金には大きく、ものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金の3つがあります。

それぞれ以前からあった補助金で、新たな商品開発や販路拡大、IT導入をする際にかかる経費の1/2から2/3を補助するものです。

補助金は申請するにあたり事業計画書を作成することが必要で、計画の内容によって採択されたりされなかったりが決まります。新型コロナに対応するために非対面での営業をするための設備購入や、テレワークをするためのIT導入などで一部補助額や補助率が増額になるものです。

資金繰りというよりは、コロナの時代に適した事業展開に変化することを後押しする制度になります。

<中小企業生産性革命推進事業>





(2)令和2年度第2次補正予算 をざくっと知りたい!


各種支援策をずらずら~っと理解しようとするとこんがらがりますので、融資・給付金・補助金・助成金のそれぞれのくくりで、どんな支援策が出ているのかを整理してまとめます。

こうしてみると、ある程度は体系的に理解しやすくなったのではないかと思います。


 1.融資関連
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ・日本政策金融公庫等のコロナ特別融資の融資枠の拡充
  中小事業3億円   → 拡充で6億円まで
  国民事業6,000万円 → 拡充で8,000万円まで

 ・同融資での金利引き下げ枠の拡充、および実質無利子化枠の拡充
  中小事業1億円まで   → 拡充で2億円まで
  国民事業3,000万円まで → 拡充で4,000万円まで

 ・民間金融機関のセーフティネット保証4号・5号の実質無利子化枠の拡充
  3,000万円まで → 拡充で4,000万円まで

 ・日本政策金融公庫等の既往債務の借換限度枠の拡充
  中小事業3億円まで   → 拡充で6億円まで
  国民事業6,000万円まで → 拡充で8,000万円まで


 2.給付金関連
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ・家賃支援給付金
  中小企業のうち、5月~12月の売上高が50%以上減少、または三か月
  に渡って30%以上減少した事業者が対象。直近家賃に基づいて計算され
  る給付月額の6か月分を給付(給付率は2/3~1/2)。

 ・持続化給付金の対象枠拡大
  拡大した内容については詳細未定。今後経産省から展開される内容を待つ。
  売上高が1月~12月の間で50%以上減少した月がある事業者が対象。
  法人最大200万円、個人最大100万円の給付。


 3.補助金関連
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ・中小企業生産性革命推進事業による事業再開支援
  ものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金それぞれで、新型コロ
  ナへの対応をする一部の取組みの場合、補助率を3/4へ引き上げる。
  また、ものづくり補助金と持続化補助金に採択された事業者には、別途「
  事業再開枠」として、コロナ感染拡大予防に使えるマスク・消毒薬・空気
  清浄機等の購入にかかる経費を全額補助する(最大50万円まで)。


 4.助成金関連
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ・雇用調整助成金の簡素化・拡充化
  助成金の対象期間を1月24日以降に遡及できる緊急対応期間を延長
   2020年6月末まで → 延長後2020年9月末まで
 
  助成額の引き上げ
   1日上限8,330円 → 引き上げ後15,000円

  解雇等をせず雇用維持に努めた企業の助成率引き上げ
   助成率9/10 → 引き上げ後10/10
   (4/1以降で遡及可能)


 5.その他
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ・雇用保険の特例措置であるみなし失業の導入
  従業員自らが手続きをすることで休業期間の失業手当(賃金のおおむね8
  割)を受け取れる制度を実施



今回の簡単ころな支援策シリーズは以上です。


内容については調査したうえで記載しておりますが、ある程度デフォルメしている箇所がありニュアンスが異なったり細かい条件をあえて記載していない箇所があります。そういった点についてはしっかり調べて頂くか、当拠点までご連絡を頂ければと思います。

次回以降も、支援策をできるかぎり体系的にわかりやすく把握するためのコラムを提供していきます。



「資金繰りをなんとか安定させたい」

「こんな商品のアイディアがある」

「今後の経営計画を考えたい」


そういった事業者様の想いを受け止め、確実にカタチにするのが、当拠点です。まずはお気軽にお電話ください。

想いをカタチにする経営相談所、それが宮城県よろず支援拠点です。

 

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<筆者>
宮城県よろず支援拠点チーフコーディネーター 佐藤創。
経営革新や商品開発、広報など売上拡大に直結する具体的で斬新な提案が持ち味。
個人のミッションステートメントは、“あなたの「現状を変えたい」思いを確実に形にし、未来と感動を創り出す変革の経営コンサルタント”。現状からの変革を通じ、相談者の未来と感動を共創することこそが、自身のミッションであり最大の喜びでもある。

※「よろず支援拠点のお仕事」として佐藤のインタビュー記事が掲載されています。
https://yorozu.smrj.go.jp/recruit/voice_miyagi/
2020.06.15 17:52 | 固定リンク | 経営ミニコラム
コーディネーターの昼休みvol.1 「そろそろ外食がしたいよ編」
2020.06.14


※本記事はCSSで吹き出しを表示させた会話風のコラムになっています。もし吹き出しが正しく表示されていない場合は、別のブラウザを立ち上げて以下URLを直接入力して表示させてみてください。
http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00193.html



皆さまこんにちは。宮城県よろず支援拠点の出水(いずみ)です。


本コラムは、「コーディネーターの昼休み」と題し、コーディネーターたちがランチ中にしているゆる~い雑談をお届けします。


とはいえ、そこはよろず支援拠点の専門家。くだけた会話の中でも「なるほど~」と思うかもしれない笑、経営の話題をピックアップします。


肩ひじ張らず、お気軽にゆる~く読んで頂ければと思います。


第1回は、「そろそろ外食がしたいよ編」です。それではどうぞ!



●登場人物の解説

出水
よろず1年目、売上拡大と財務会計を主に担当。ランチの話題提供はもっぱらペットのネコか食べ物関連。


チーフ
よろずチーフの佐藤。事業者さんの相談には親身に丁寧に応じているが、他のコーディネーターからは仕事の鬼とか言われているとかいないとか。


遠藤
フードコーディネーターで、スタイリングやメニュー開発など売上拡大に直結するアドバイスが得意。実は根っからの食いしん坊。


玉手
デザイン、Web/SNS、動画撮影など、IT活用と広報に幅広いスキルを持つ。音楽関係の仕事もしながら経営支援をこなす。常に神対応。




●そろそろ外食がしたいよ編


出水
最近、新鮮な魚介のお造りとか食べてないですね~。そろそろ外食したいですね~。



チーフ
仙台の飲食店も少しずつお客さんが戻ってきているみたいですけど、まだ新型コロナ少し怖いですよね~



出水
ちゃんと安全対策を取ってくれている飲食店だったら大丈夫だと思いますよ。「一般社団法人東北食のプロジェクト」さんが「飲食店イートイン安全ガイドライン宮城」を出していましたね。 ↓参照



(出典:一般社団法人 東北食の力プロジェクトから引用 https://www.facebook.com/tohokushokupro/)


チーフ
なるほど。



出水
でもこれを見ると・・飲食店が安全対策をとりながら営業するには、固定費が結構増えますよね。

飲食店の売上 = 座席数 × 回転数 × 客単価

ですが、3密回避のために「座席数」を減らさなきゃいけないとなると、「回転数」を増やすか、「客単価」を上げるかのどちらかしかないですよね。どっちがいいんでしょうか?



チーフ
どちらの方向性もあると思います。お店のターゲットやコンセプトによりますね。



出水
なるほど。遠藤コーディネーター、具体的にはどうしたらいいと思いますか?



遠藤
客単価を上げるには、メニューを充実させて、演出や提供方法にもこだわって付加価値をあげるのが一番です。



出水
提供方法ですか?



遠藤
例えば、セットメニューにするとか。「季節野菜のポタージュ」セットとかいいですね。ポタージュなら作り置きもできるので(ジャガイモは冷凍に向いていないので、当日に追加が必要です)。

あとは「あれも食べたいしこれも食べたい」っていうお客様のために、既存メニューから「ミニ〇〇セット」みたいなのを作るのもいいですね!



出水
なるほど、ポタージュついてくると嬉しいです!優柔不断なのでミニ〇〇セットにも弱いです・・。
逆に、回転数を増やす方向だとどうしたらいいですか?



遠藤
オペレーションを効率化して、単品で食べやすさ重視のメニューに絞って提供する感じですね。どんぶりとか。



出水
なるほど。そういえば、調理現場のオペレーション効率化のアドバイスは遠藤コーディネーター得意ですよね!



遠藤
そうですね。
客単価を上げる方向でも、回転数を増やす方向でも、どちらにしても今まで以上に「滞在時間と客単価のバランス」を取ることが大事になると思います。滞在時間が長くなるほど客単価も上がるような仕組みをきちんと考えることです。



出水
なるほどー。
もう暖かいので、テラスで座席数を増やすっていう対策もありますよね~。
テイクアウトやテラス営業などのための 道路占用の許可基準が緩和されましたしね~。
この夏は、歩行者天国の商店街にテラス席がたくさん並んでる・・・なんて風景が増えるのでしょうか?なんだか楽しそう・・。



(出典:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/senyo/covid/01.pdf)


チーフ
テイクアウトやデリバリーとイートインのハイブリッド経営もずっと続くと思いますよ。



出水
たしかに、最近仙台のウーバーイーツに登録しているお店も増えてきましたね。



チーフ
出水コーディネーターは毎日お昼ウーバーイーツですよね。



出水
実は夜もです。ウーバーイーツのおかげで4キロも太りました( ;∀;)



チーフ
それはやばいですね!!



出水
ハイブリッド経営もオペレーションが大変そうですね。
ウーバーイーツで頼んでから20分くらいで届くお店もあって、オペレーションがどうなっているのか気になります。



チーフ
そうしたオペレーションのアドバイスだけでなく、テイクアウトやデリバリー商品の開発も遠藤コーディネーター得意ですよね。



遠藤
そうですね。あと商品開発にはネーミングも大事です。



出水
たしかに。ネーミングがあるとふと商品を思い出しやすいです!
ネーミングやキャッチコピーは我々も一緒に考えるのが得意ですよね、玉手コーディネーター!



玉手
え!?あ、そうですね
(玉手コーディネーターはお昼休みも忙しい)



出水
そういえば、最近、東京のイタリアンのお店がレシピをネットで公開していて・・
試しに作ってみたら、めちゃくちゃ美味しくできたんですよ!!
女子力マイナスの私でも美味しく作れるんだから、プロが作ったらどれだけ美味しいんだろうと思って、今度東京に行ったらお店に行ってみようと思いました。



チーフ
女子力マイナスなんですね・・・
レシピを公開して、自粛期間も家で作ってもらうことで、顧客とのつながりをキープしているんですね。



出水
そうなんです。さらに、作った人がツイッターで拡散しているのを見て、そのお店を知らなかった私もファンになってしまったんです。



チーフ
なるほど。お店には来ていないのに新規顧客が増えたわけですね。



出水
そうしたSNS活用のアドバイスも行っていますよね。玉手コーディネーター!



玉手
もちろんです!
(玉手コーディネーターは忙しくても神対応)



チーフ
SNS活用には、既存顧客の維持と、新規顧客の獲得と、それぞれの目的にあったツールがあって・・・・・・ごにょごにょ(長くなるので、割愛)



出水
それにしても、最近、新鮮な魚介のお造りとか食べてないですね~。そろそろ外食したいですね~。(2回目)



遠藤
そろそろウニの季節ですしね。



出水
ウニ!!!!



・・・今回は以上です。

ゆる~い会話の中から何か1つでも経営へのヒントが得られれば幸いです。

事業者様の想いを受け止め、確実にカタチにするのが、当拠点です。

飲食店の事業者様の「メニュー開発」「オペレーション改善」「SNS活用」のご相談なら宮城県よろず支援拠点へお気軽にお電話ください。

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<筆者>
宮城県よろず支援拠点コーディネーター 出水彩子。
これまで海外でのインフラ公共事業や、女川町の復興事業等に携わっており、県内事業者さまの支援に熱意を持って取り組む。得意分野は財務・管理会計で、数字の面から企業を支える。
2020.06.14 21:26 | 固定リンク | 経営ミニコラム
【宮城よろず瓦版0609】
2020.06.10
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           ■□■   宮城よろず瓦版   ■□■

            宮城県よろず支援拠点メールマガジン
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発行者:宮城県よろず支援拠点

(注)本稿は等幅フォントでの参照を前提として記載しています。罫線などがずれて
  表示される場合は、ブラウザ及びビューアのフォントを等幅フォントに変更さ
  れることをお勧めします。


┌────────────────────────────────────
│●今回の目次
└────────────────────────────────────
 (1)今週のトピックス

 (2)よろず支援拠点ミニセミナーのお知らせ

 (3)支援事例紹介:店舗を借りるのもシェア&サブスクの時代へ|バショカリ

 (4)よろず支援拠点 テレビ相談のお知らせ

 (5)各種支援策・補助金等のご案内

 (6)編集後記



┌────────────────────────────────────
│(1)今週のトピックス
└────────────────────────────────────
 
 みなさま、こんにちは。

 宮城県よろず支援拠点の佐藤です。
 新型コロナウイルス対策の第2次補正予算案が、8日に審議入りしました。今
 週中には国会通過の見通しです。

 持続化給付金の対象枠の拡大や、家賃支援給付金など事業者さまを広くご支援
 するスキームを、国が連日連夜検討しております。その他の施策も、当拠点の
 メルマガで順次説明を行っていきたいと思いますので、引き続きウォッチして
 くださいね!

 今週のメルマガの必読ポイントは2つあります。

  1つはミニセミナーです。今月から継続的に開始していますし、新型コロナ
  感染拡大防止の観点からWebセミナーで配信していますので、お時間さえ
  合えば参加しやすいと思います。

  もう1つは、支援事例のご案内です。これまで当拠点でご支援させて頂いた
  内容を、今後も順次発信していきます。他の事業者がどんな取り組みをして
  いるのかを参考になさってください。

 それでは今週のメルマガをどうぞ!




┌────────────────────────────────────
│(2)よろず支援拠点ミニセミナーのお知らせ
└────────────────────────────────────

 経営者向けセミナーや、営業・財務担当者にも役立つ勉強会を開催しています!
 ぜひお気軽にご参加下さい。

 ●ものづくり補助金申請のための事業計画を自分で作る(全4回)
  【日時】1回目 6月 9日(火) 13:30~14:30 ★満員御礼 実施済み
      2回目 6月26日(金) 13:30~14:30
      3回目 7月 3日(金) 13:30~14:30
      4回目 7月14日(火) 13:30~14:30
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】渡邉 明代(当拠点コーディネーター)
  【ページ】https://www.facebook.com/events/304514107222495/
  【概要】ものづくり補助金の概要と事業計画作成ポイントを計4回のセミナー
      で解説。セミナー受講後も個別相談にて継続支援致します。事業計画
      書をご自身で作成しましょう!
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html


 ●無料で作る採用ホームページ「Engage」導入編
  【日時】6月12日(金) 13:30~14:30
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】渡邊 徹(当拠点コーディネーター)
  【ページ】https://www.facebook.com/events/1050633988670750/
  【概要】人材採用成功のためには、採用ホームページを用意することはもはや
      必須です。近年では無料で作成ができるものも増えてきました。この
      機会に時間を作って採用活動の見直しと採用ホームページ作成を行い
      ませんか?
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html


 ●あなたも使える!雇用調整助成金の申請いろは
  【日時】6月12日(金) 10:00~11:00
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】神植 功行(当拠点コーディネーター)
  【ページ】https://www.facebook.com/events/345978219697061/
  【概要】新型コロナの影響から、雇用調整助成金の申請をしてみたいが、何か
      ら手を付けて良いかわからない事業者向けに、活用できるかどうか、
      申請するポイントを分かりやすく説明します。
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html



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 ●社長が本気を出せば採用はもっとうまくいく!
  会社の魅力を伝える求人票作成セミナー
  【日時】6月23日(金) 13:30~14:30
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】渡邊 徹(当拠点コーディネーター)
  【ページ】今後開設します
  【概要】採用できないとお悩みの事業者さんほど、求人票の作成をスタッフに
      任せっきりにしているってご存知でしたか?今や採用・育成は社長の
      重要な仕事でもあります!社長がちょっと本気を出せば、もっと採用
      はうまくいきます。ぜひ求人票をブラッシュアップしてみましょう!
  【申込】今後受付いたします


 ●小さな会社こそ活用したいプレスリリースセミナー
  【日時】6月29日(月) 13:30~14:30
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】佐藤 創(当拠点チーフコーディネーター)
  【ページ】今後開設します
  【概要】新聞やテレビから取材を受けるのって効果的な広報の手段ですよね。
      取材が来るのを待つのもいいんですが、ちょっとの工夫で自分から
      呼び込むことができるんです。お金をかけずに効果抜群のプレスリ
      リースを活用する具体的ノウハウをお伝えします。
  【申込】今後受付いたします


 ●-小規模事業向け-動画配信の始め方 WEBセミナー
  【日時】6月30日(火) 13:30~14:30
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】玉手 敏順(当拠点コーディネーター)
  【ページ】今後開設します
  【概要】いまや動画配信は有効な広報手段の1つ。文字や絵だけの広報より
      高い効果があります。お金をかけず効果的な動画配信をするための
      具体的ノウハウを伝授します!
  【申込】今後受付いたします




┌────────────────────────────────────
│(3)支援事例紹介:店舗を借りるのもシェア&サブスクの時代へ|バショカリ
└────────────────────────────────────

 ●店舗を借りるのもシェア&サブスクの時代へ | バショカリ
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00189.html


 宮城県よろず支援拠点の佐藤です。

 メルマガでは当拠点でご支援させて頂いた事業者さまの支援事例・成果事例を
 継続的に発信していきたいと思います。

 まずは初回ということで、足掛け2年のご支援で新規事業をリリースされた、
 株式会社Lucky Orange Boxの舘内(たてうち)社長の支援事例をご紹介します。

 支援に関する感想など、インタビュー形式でまとめておりますので、ぜひご覧
 ください!


 ●店舗を借りるのもシェア&サブスクの時代へ | バショカリ
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00189.html

 【経営個別相談の申込・連絡先】
  宮城県よろず支援拠点
  電話:022-393-8044
  メール申込:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp#contact




┌────────────────────────────────────
│(4)よろず支援拠点 テレビ相談のお知らせ
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 「新型コロナウイルス感染症の影響で売上が激減、、」
 
 「お客様が一か所に集まる3密を回避した商品販売の仕方はないのか、、?」
 
 「社内の規定で他の場所での相談会やセミナーに参加できない」
 

 そんな事業者さまの声に対応するため、宮城県よろず支援拠点ではTV会議シス
 テムを活用し、遠隔での経営テレビ相談を開始します!スマホ1つあればだれで
 も実施できるので、お店や事務所にいながら、お手軽に経営相談が可能!

 新型コロナウイルス感染拡大対策として今年度は通年で実施しています。通常の
 面談形式の相談を、TV会議での相談に切り替えられますから、どんどん活用し
 てください!!
 
 【テレビ相談の詳細】
 http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00171.html

 【テレビ相談の予約はこちら】
  宮城県よろず支援拠点
  電話:022-393-8044
  メール申込:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp#contact




┌────────────────────────────────────
│(5)各種支援策・補助金等のご案内
└────────────────────────────────────

◆公益財団法人仙台市産業振興事業団
 「飲食店・小売店向けオンラインセミナー」のご案内
  ~ お客のファンづくり実践ポイント ~

 今回のセミナーでは、新規の顧客を獲得し既存の顧客を囲い込み顧客リピート
 の促進に繋げる、お店のファンづくり実践ポイントについてお話しします。具
 体的には「新しい生活様式」の中で新規顧客を獲得する方法、既存顧客をファ
 ン化する方法及びホームページ、SNS、アナログクーポンの活用等について分
 かりやすくご紹介いたします。
 今回のセミナーはオンラインセミナーとなっており、パソコン、スマートフォ
 ン等で気軽に受講する事が出来ます。

 ・日時 
   令和2年6月15日(月) 14:00~17:00
 ・会場 
   Web会議システム「Zoom」によるオンライン開催
 ・対象者
   新規顧客を獲得する方法、既存顧客をファン化する方法について
   知りたい方等
 ・定員 
   飲食店・小売店の経営者、従業員等25名(先着順)
 ・参加費 
   無料
 ・内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
   https://www.siip.city.sendai.jp/n/2020/0615/01.html
 ・締切 
   令和2年6月12日(金)

 ・お問い合わせ
   公益財団法人仙台市産業振興事業団
   TEL 022-724-1122  FAX 022-715-8205
  E-mail keieishien@siip.city.sendai.jp 



┌────────────────────────────────────
│(6)編集後記
└────────────────────────────────────

 毎週月曜発行が原則のメルマガですが、連日のコロナ関連相談対応も多く、少々
 遅れての発行となっております。

 しばらくは遅れがちになるかもしれませんがぜひ楽しみにして頂けますと幸いで
 す。

 メルマガで取り上げてほしいことや、知りたいこと、ご意見・ご要望などなんで
 も構いませんのでコメントを頂けますと大変うれしいです。今後の参考にしたい
 のでよろしくお願いいたします(本メールへの返信にてコメント頂ければ幸いで
 す)!

 今週も最後までお付き合い下さりありがとうございました。
 
 
 ※誤字脱字が無いように注意しておりますが、なにぶん分量が多く時々まぎれ込
  んでしまします。その際はご指摘を頂けますと大変助かりますので、よろしけ
  ればご連絡頂きたく思います。

 (メルマガ筆者:宮城県よろず支援拠点・佐藤 創)


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◆配信停止、送信先変更などは、こちらまでメールでお知らせ下さい。m(__)m
email:yorozu@office.miyagi-fsci.or.jp
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 経営のお悩み解決します。
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 宮城県よろず支援拠点は、中小企業庁から受託された
 無料の経営相談所です。個人・法人問わず無料で何度
 でもご利用頂けます。

〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-16-8 プロスペール本田3階
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店舗を借りるのもシェア&サブスクの時代へ | バショカリ
2020.06.09


<Zoomでの面談風景:LuckyOrangeBox舘内社長(左)・よろず支援拠点 佐藤(右)>




【事業者さまのご支援事例の紹介:新サービスリリース】

宮城県よろず支援拠点の佐藤です。

飲食店やネイルサロンなどを出店する際に、家賃負担が大きくて大変という声を聞きます。ましてやこの新型コロナの影響で、さらにリスクが高まっており、新たな出店や開業に踏みとどまってしまう方が多くいらっしゃると思います。


そんな方に朗報です。仙台市の百貨店フォーラスさんとタッグを組み、テナントへの出店を複数の事業者でシェアできて、かつ賃貸契約期間も短期間からOKという、新サービスがリリースされました。

「店舗を借りるのもシェア&サブスクの時代へ」を合言葉に、「バショカリ」サービスを新規リリースしたのは、当拠点で継続的にご支援をさせて頂いている、株式会社LUCKY ORANGE BOXの舘内(たてうち)社長です。

舘内さんは、「不動産をシェア&サブスク*1することで、気軽に新しいことにチャレンジできるようになると思います。趣味だったものや好きなことを、リスク低く展開できる土壌をつくることで、仙台を新しく楽しい街にしてきたい」と仰っています。

【*1:サブスク】サブスクリプションの略。サービスの販売方式の1つで定額購入方式のこと。月額購入がおおく、サービス購入・解約がしやすく柔軟な契約形態から近年多くのサービスがこの形態を採っている。

今回は、当方が継続的にご支援をさせて頂いた株式会社LUCKY ORANGE BOXの舘内社長へ、サービスリリースまでの道のりなど、ざっくばらんにインタビューさせて頂きました。その内容をご紹介いたします(インタビュアー及び文責はよろず支援拠点・佐藤です)。



●バショカリ
 https://bashokari.com/



●当拠点の主な支援コーディネーター

佐藤創
中小企業診断士で、売れる仕組みづくり・広報戦略など売上拡大につながる支援が得意。今回はIT導入補助金活用、コンセプト検討、Webサイト構成検討を支援。

 




●インタビュー記事

-よろずに来訪したきっかけを教えてください。

 初めて来たのは2018年4月です。バショカリの構想があってそれを実現したいと考えていて、当時流行っていたシェアリングサービスを使いながら街を盛り上げたいと思っていました。事業を立ち上げるにあたって、サービスのシステムを導入するのにIT導入補助金が使えないかと考え、周りの事業者に聞いてよろず支援拠点を知って相談しようと思いました。




-よろずに相談したことはどういったことでしたか?

 そもそも不動産の知識がなかったので、場所をシェアする際の契約が正しいのか、といった点を拠点の弁護士と継続してブラッシュアップしました。

 あとは、サイトのシステムを導入するWeb会社といっしょに訪れて、佐藤さんに継続的にIT導入補助金の事業者登録からツール登録、その後の当社としての補助金申請、システム導入、サービスのリリースまで足かけ2年にわたって相談をさせて頂きました。思えば長い期間相談していたんですね笑

 バショカリサービスの内容が分かりやすいか、どのように集客するべきかなど、繰り返し何度も何度も相談させて頂いて、やっと今の形でリリースすることができました。




-よろず支援拠点に相談してどう思いましたか?感想などお聞かせください。

 細かく対応してもらい、根気よくお話を聞いてもらい提案してもらいました。迷っているところがあったのが、いろんなアイディアをもらってカタチにすることができました。一人で考えるよりもすごく良くて、本当に助かりました




-バショカリのサービスが浸透することで、仙台がどんな場所になると良いと考えますか?

 バショカリは、店舗テナントを各社で分割して小分けして貸すことによって費用を抑えられるシェア事業。まずは百貨店フォーラスのテナントから始めることができました。

 今は、新型コロナで家賃問題があって、新規出店などがしにくくなりました。バショカリは、スモールスタートし、リスクをおさえながら展開するためには良いサービスだと考えています。今後サービスが広がっていくことで、仙台市があたらしい挑戦ができる場所になればいいと思っています。これからは副業も多くなってくると思うので、自分の時間で好きなこと・特技を生かして気軽に新しい商売ができるような街になってくればよいと考えています。

 個人的に思うのは、街を見ていてもエッジがかかっていないコモディティ化した店舗が増えてきた印象なんです。バショカリサービスを使えば、気軽にスタートアップ企業が増え、趣味レベルでも、自由なアイディアでお店が作りやすくなると思います。そうなると個性的なお店ができるので、面白い街になると期待しています。




-最後に、よろず支援拠点に相談しようか迷っている人へのメッセージがあればお願いします。

 すごく気軽に相談できる場所なので、迷ったらとりあえず足を運んで話をきけば、良いきっかけになると思います。周囲の経営者は、よろず支援拠点のことをあまり知らない方が多い印象です。相談したい経営者は多いはず。経営者も万能ではなく、得手不得手があるので、ふらっと訪れていろんな相談ができる場所があるとすごく助かるんじゃないかと思います。







インタビューは以上です。皆様も当拠点へご相談にいらしてくださいね。



「資金繰りをなんとか安定させたい」

「こんな商品のアイディアがある」

「今後の経営計画を考えたい」


そういった事業者様の想いを受け止め、確実にカタチにするのが、当拠点です。まずはお気軽にお電話ください。

想いをカタチにする経営相談所、それが宮城県よろず支援拠点です。

 

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<支援事例のご紹介・バックナンバー>
店舗を借りるのもシェア&サブスクの時代へ | バショカリ
明治村の地産マクロビカフェ | 遠山茶寮
相談の多いインテリアショップ | ファニチュアヒロシ
手紡ぎ・手染め・手織りの布で作る彩り鮮やかな洋服ブランド | 星のこ工房
個別でも集団授業でもない「勉強法追求型授業」を | ひらめき塾
予約数2倍、売上3倍!小さな鍼灸院の戦い方 | 金銀花鍼灸院

 

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<筆者>
宮城県よろず支援拠点チーフコーディネーター 佐藤創。
経営革新や商品開発、広報など売上拡大に直結する具体的で斬新な提案が持ち味。
個人のミッションステートメントは、“あなたの「現状を変えたい」思いを確実に形にし、未来と感動を創り出す変革の経営コンサルタント”。現状からの変革を通じ、相談者の未来と感動を共創することこそが、自身のミッションであり最大の喜びでもある。

※「よろず支援拠点のお仕事」として佐藤のインタビュー記事が掲載されています。
https://yorozu.smrj.go.jp/recruit/voice_miyagi/
2020.06.09 11:55 | 固定リンク | 支援事例
【宮城よろず瓦版0602】
2020.06.02
発行日:2020/06/02
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           ■□■   宮城よろず瓦版   ■□■

            宮城県よろず支援拠点メールマガジン
           http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/
           https://www.facebook.com/miyagiyorozu
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

発行者:宮城県よろず支援拠点

(注)本稿は等幅フォントでの参照を前提として記載しています。罫線などがずれて表
  示される場合は、ブラウザ及びビューアのフォントを等幅フォントに変更される
  ことをお勧めします。


┌─────────────────────────────────────
│●今回の目次
└─────────────────────────────────────
 (1)今週のトピックス

 (2)よろず支援拠点ミニセミナーのお知らせ

 (3)よろず支援拠点チーフコーディネーターの経営コラム

 (4)よろず支援拠点 テレビ相談のお知らせ

 (5)各種支援策・補助金等のご案内

 (6)編集後記



┌─────────────────────────────────────
│(1)今週のトピックス
└─────────────────────────────────────
 
 みなさま、こんにちは。

 宮城県よろず支援拠点の佐藤です。まだまだ新型コロナの影響が冷めやらぬ中、令
 和2年度補正予算案が閣議決定されました。

 この後、国会での審議を経て採択となります。今回の補正予算案には、注目度が高
 い「家賃支援給付金」が含まれています。

 ●家賃支援給付金の概要について(リンク先:ミラサポプラス)
  https://seido-navi.mirasapo-plus.go.jp/supports/488

 新型コロナによる緊急事態宣言の長期化等によって影響を受けた事業者の家賃補助
 をする目的で導入されます。その他の施策も、当拠点のメルマガで順次説明を行っ
 ていきたいと思います。


 今週のメルマガの必読ポイントは、以下のミニセミナーです。

  「ものづくり補助金の事業計画を、4回のミニセミナーで作りあげてしまう」
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 というお得なものです!昨年度の支援先のものづくり補助金採択率100%の敏腕
 コーディネーターの渡邉が担当します。無料で受講できますので、この機会をお見
 逃しなく!


 あと経営コラム「中小企業・小規模事業者だからこそ取り組めるWithコロナ時代の
 処方箋」も、引き続きお読みいただければと思います。

 それでは今週のメルマガをどうぞ!




┌─────────────────────────────────────
│(2)よろず支援拠点ミニセミナーのお知らせ
└─────────────────────────────────────

 経営者向けセミナーや、営業・財務担当者にも役立つ勉強会を開催しています!
 ぜひお気軽にご参加下さい。

 ●ものづくり補助金申請のための事業計画を自分で作る(全4回)
  【日時】1回目 6月 9日(火) 13:30~14:30
      2回目 6月26日(金) 13:30~14:30
      3回目 7月 3日(金) 13:30~14:30
      4回目 7月14日(火) 13:30~14:30
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】渡邉 明代(当拠点コーディネーター)
  【ページ】https://www.facebook.com/events/304514107222495/
  【概要】ものづくり補助金の概要と事業計画作成ポイントを計4回のセミナーで解
      説。セミナー受講後も個別相談にて継続支援致します。事業計画書をご自
      身で作成しましょう!
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html


 ●無料で作る採用ホームページ「Engage」導入編
  【日時】6月12日(金) 13:30~14:30
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】渡邊 徹(当拠点コーディネーター)
  【ページ】https://www.facebook.com/events/1050633988670750/
  【概要】人材採用成功のためには、採用ホームページを用意することはもはや必須
      です。近年では無料で作成ができるものも増えてきました。この機会に時
      間を作って採用活動の見直しと採用ホームページ作成を行いませんか?
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html


 ●あなたも使える!雇用調整助成金の申請いろは
  【日時】6月12日(金) 10:00~11:00
  【形態】Webセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着3~5名程度
  【講師】神植 功行(当拠点コーディネーター)
  【ページ】https://www.facebook.com/events/345978219697061/
  【概要】新型コロナの影響から、雇用調整助成金の申請をしてみたいが、何から手
      を付けて良いかわからない事業者向けに、活用できるかどうか、申請する
      ポイントを分かりやすく説明します。
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html




┌─────────────────────────────────────
│(3)よろず支援拠点チーフコーディネーターの経営コラム
└─────────────────────────────────────

 ●Vol.02 「星野リゾートに学ぶ、小規模事業者のコロナ時代を生き抜く処方箋」
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00187.html


 宮城県よろず支援拠点の佐藤です。

 新型コロナウイルス感染症への対策は、「新しい生活様式」を生み出しただけでなく、
 わたしたち事業者へも「新しい事業様式」を求めてきています。
            ・・・・・・・
 
 中小企業・小規模事業者だからこそ取り組めるWithコロナ時代の処方箋について記載
 する経営コラムの2回目です。

 観光リゾート事業を行う星野リゾートは、このコロナ禍をどのように乗り切ろうとし
 ているのでしょうか?

 またその取り組みから、わたしたちもヒントを得られないでしょうか?

 今回は星野リゾートに学ぶ、小規模事業者のコロナ時代を生き抜く処方箋です。


 皆様大変な時期とは思いますが、1つの考えとしてお読みいただければと思います。
 ぜひとも感想など頂ければ幸いです。感想等は本メールへの返信をして頂ければ大丈
 夫です。


 ●Vol.02 「星野リゾートに学ぶ、小規模事業者のコロナ時代を生き抜く処方箋」
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00187.html

 コロナの時代を生き抜くために当拠点も一緒に知恵を振り絞りますので、まずは一人
 で悩まず、お気軽にご連絡を頂ければと思います。

 【連絡先】
  宮城県よろず支援拠点
  電話:022-393-8044
  メール申込:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp#contact




┌─────────────────────────────────────
│(4)よろず支援拠点 テレビ相談のお知らせ
└─────────────────────────────────────

 「新型コロナウイルス感染症の影響で売上が激減、、」
 
「お客様が一か所に集まる3密を回避した商品販売の仕方はないのか、、?」
 
「社内の規定で他の場所での相談会やセミナーに参加できない」
 

 そんな事業者さまの声に対応するため、宮城県よろず支援拠点ではTV会議システム
 を活用し、遠隔での経営テレビ相談を開始します!スマホ1つあればだれでも実施で
 きるので、お店や事務所にいながら、お手軽に経営相談をすることができます。

 新型コロナウイルス感染拡大対策として今年度は通年で実施しています。通常の面談
 形式の相談を、TV会議での相談に切り替えられますから、どんどん活用してくださ
 い!!
 
 【テレビ相談の詳細】
 http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00171.html

 【テレビ相談の予約はこちら】
  宮城県よろず支援拠点
  電話:022-393-8044
  メール申込:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp#contact




┌─────────────────────────────────────
│(5)各種支援策・補助金等のご案内
└─────────────────────────────────────

◆「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(第10次)募集」のご案内

 東日本大震災により被害を受けた津波浸水地域(岩手県、宮城県)及び福島県(避
 難指示区域等を除く)の一部地域を対象に工場等の新増設を行う企業を支援し、雇
 用の創出を通じて地域経済の活性化を図ります。

 ・公募締切 令和2年7月20日(月)正午必着(郵送のみ)
 ・公募の詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
  <みずほ情報総研HP>
   https://www.mizuho-ir.co.jp/topics/tsunami-ritti/seizo10/02.html
 ・応募方法
  (1)みずほ情報総研のHPから「公募要領等」及び「応募様式一式」をダウンロード
  (2)ダウンロードした様式に必要事項を記入
  (3)応募書類を事務局(みずほ情報総研)及び宮城県産業立地推進課の2者宛てに
 ・お問い合わせ
  「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」事務局(みずほ情報総研)
    TEL 03-6826-8611  FAX 03-6826-5060
    E-mail tsunami-ritti@mizuho-ir.co.jp



◆宮城県 「令和2年度 みやぎ認定IT商品」募集開始のご案内

 宮城県では、本県の情報産業の振興を図るため、県内のIT関連企業等が開発し販売
 する優良なソフトウェア商品を「みやぎ認定IT商品」に認定し、販路拡大等の支援
 を行っております。

 ・認定の対象となる商品
  以下の(1)~(4)の要件を全て満たす商品
  (1) 県内IT関連企業等(宮城県内に本社又は本店、製品開発拠点を置くソフト
    ウェア等の開発を行う企業又は共同体)が自ら開発し、販売するもの
  (2) ソフトウェア商品であるもの(ハードウェアに搭載されているものも含む)
  (3) 認定時に開発が終了し、販売されているもの又は販売されることが確実なもの
  (4) 独自性、新規性、有用性、有益性が認められる商品で、その利用拡大が期待さ
    れるもの ※申請後に有識者による審査会で審査。
 ・認定期間 
   認定日から令和4年度末
 ・認定後の支援
   県HPでの公表、展示会共同出展、ロゴマークの提供、専門家による支援、補助金
   の交付など
 ・募集期間
   令和2年5月11日(月)~7月17日(金) 17:00 必着
 ・内容・申込方法等の詳細
   https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shinsan/it-trial.html




┌─────────────────────────────────────
│(6)編集後記
└─────────────────────────────────────

 よろず支援拠点開設から7年目にして、メルマガの形式を変えさせていただきまし
 た。より読みやすく、体系的にするとともに、みなさまとの対話のツールとしても
 ご利用いただければと考えております。

 メルマガで取り上げてほしいことや、知りたいこと、ご意見・ご要望などなんでも
 構いませんのでコメントを頂けますと大変うれしいです。今後の参考にしたいので
 よろしくお願いいたします(本メールへの返信にてコメント頂ければ幸いです)!

 今週も最後までお付き合い下さりありがとうございました。
 
 
 ※誤字脱字が無いように注意しておりますが、なにぶん分量が多く時々まぎれ込ん
  でしまします。その際はご指摘を頂けますと大変助かりますので、よろしければ
  ご連絡頂きたく思います。

 (メルマガ筆者:宮城県よろず支援拠点・佐藤 創)


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 でもご利用頂けます。

〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-16-8 プロスペール本田3階
TEL : 022-393-8044 FAX : 022-393-8045
 
Web: http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/
facebook: https://www.facebook.com/miyagiyorozu/
メルマガ登録:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/mail/mailcontact.html
ブログ:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/
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星野リゾートに学ぶ、小規模事業者のコロナ時代を生き抜く処方箋
2020.06.01


宮城県よろず支援拠点の佐藤創です。

先日、令和2年度第2次補正予算案が閣議決定し、今月中には国会の審議を経て予算通過となる見込みです。本予算案には、


  • 持続化給付金の継続

  • 新型コロナ特別枠融資(実質無利子・無担保)の継続

  • 雇用調整助成金の拡充

  • 中小企業生産性革命推進事業(ものづくり・持続化・IT補助金)の拡充

  • 家賃支援給付金の新設



などなど、更なるコロナ禍対策が盛り込まれています。



我々よろず支援拠点をはじめとした支援者は、こうした制度の利活用をみなさまにご案内し経済回復を図りたいと考えています。制度のいろいろな不足など指摘する声があることは重々承知しておりますが、だからこそ、私たち支援者がその隙間を「知恵と工夫」で補っていくことが求められていると、肝に銘じております。

本日も、「小規模事業者だからこそ実行できる、Withコロナ時代への処方箋」というテーマで、今後の事業展開のヒントをお届けします。何かのヒントになれば幸いです。

 

(1)星野リゾートに見る、コロナへの対応策

さて本日は、国内外に42施設を運営する星野リゾート(長野県軽井沢町/代表 星野佳路)のニュースリリースから、今後の事業者さまが取るべき「コロナ対策の方向性」を考えてみたいと思います。
 

●ニュースリリース(外部サイトへリンクします)
 【星野リゾート】大浴場の混雑度がスマホで分かる「3密の見える化」サービス開始|対象:界、星のや軽井沢、リゾナーレ熱海(計15施設)|開始日:2020年6月1日

 

リリース記事では、オリジナルのWebシステムを導入して、大浴場の混雑度を客室から「見える化」する仕組みを紹介しています。これによって大浴場における3密を回避する仕組みで、安心安全の旅行を提案するサービスの1つです。星野リゾートでは「最高水準のコロナ対策宣言」の元、3密回避を徹底した安心安全の旅行体験を提案する取り組みを継続しているほか、Withコロナ期の旅行として、「マイクロツーリズム」という概念を提唱しています。


  • 星野リゾート(長野県軽井沢町/代表 星野佳路)は、新型コロナウイルスの影響が観光業界に及び、不安視される中、長期化するWithコロナ期における旅のあり方として、遠方や海外をイメージすることが多い「旅」を、地元に目を向けて楽しむ「マイクロツーリズム」を推進することで、コロナ期の旅行ニーズに合わせたサービスや、地元を深く知るきっかけ作り、そして感染拡大を防止しながら地域経済を両立する観光など、新たな旅のあり方を創造し、提案します。
    (引用:星野リゾートWebサイト ニュースリリース2020/05/29)



こうした取組みの手法は、他の企業でもとても参考になると考えます。星野リゾートの良い取り組みを、どのようにしたら小規模事業者に横展開できるでしょうか?

  
  
  

(2)コロナへの対応取り組みの順序と戦略

星野リゾートに見る取り組み順序を一般化すると、以下のようにまとめることができます(あくまで当方個人の考えです)。

①新型コロナ感染拡大への対策を徹底的に行っている事の「見える化」
 →安心・安全の場の提供


②Withコロナの時代に対応するサービス展開の方針を「宣言」
 →サービス方針の提案


③顧客の共感を得ながら事業を展開する
 →事業の実行



まずは、新型コロナ感染拡大への取り組みを「見える化」することで「安心安全の場である」ということを発信しないかぎり、顧客は安心して戻ってくることができません。対策を徹底している事のPRが競合との差別化の1つの要素になり得ます。まずはここを徹底することが必要です。

その次に、Withコロナの時代に適応したサービスの方針を、特別な名称を付与して「宣言」します。事例では「マイクロツーリズム」が該当します。「今後はマイクロツーリズムが熱いよ」というメッセージが顧客に届いて初めて、「ふーん、言われてみるとたしかにそうだ」と考えてもらうことができます。Withコロナの時代に適した新しいサービスを始めようにも、その方針を顧客に分かりやすく届けなければ、理解さえしてもらえないのです。

最後に、安心安全の場で、あらたなサービス方針で運営するので、「これこれこういったスケジュール感で進めていきます、こうご期待」としめます。そうすると顧客は、「いつごろにこんなサービスができて、その次はこれか。ちょっと気になるからのぞいてみるかな。体験してみるかな」といった気持になり、

 顧客の興味関心を引く
    ↓
 取り組みに共感する
    ↓
 事業者を応援したくなる

といった流れで顧客をファン化することができるのです。







(3)小規模事業者への適用

この流れを小規模事業者にも適用しましょう。
実は、小規模事業者こそ、こうした顧客とのコミュニケーションを通じた「顧客のファン化」「顧客の応援団化」がやりやすいのです。

実際、飲食店やマッサージ店・サロンでも「コロナの影響が甚大とまでは出なかった」というところが、小規模事業者に多くあったという事を、支援の現場で目の当たりにしています。もちろん売上減少の影響は全業種で発生しているのですが、それでも「コロナの影響はどうですか?」と尋ねたところ、

 「売上は減ってるけど、思ったほどじゃなく何とかやれてるよ」

 「常連さんが応援してくれてるから、おかげさまでなんとかつながってるよ」

と回答を頂いたところが多くあります。

こうした事業者は、太いお得意様を持っている事業者さんです。コアな顧客が当店のファンとなり、様々な取り組みを後押しし、応援してくれるお店がコロナ禍に強かったのです。

コロナ禍は「本当に必要なお店や会社・事業の存在を、より鮮明にした」のだと思います。コロナ禍を耐え抜いた事業は、お客様から本質的に必要とされていたと言えるでしょう。




例えば飲食店(居酒屋)での取組み事例を簡単に考えましょう。

・まずSNSやWebサイト、常連さんを通じて「3密対策を徹底」していることを周知します。

・次に当店のWithコロナ時代へのサービス取組みの方針をしっかり「宣言」します。
 例えば、、、


  • 居酒屋がデリバリーを強化することで、お客様はおうちにいながら通いなれた居酒屋のおつまみ等を飲食できることをサービス基本方針とし、居酒屋の楽しみをご自宅へお届けする「おうち居酒屋」宣言をする。

  • 居酒屋がテイクアウトを強化することで、夕食準備をする主婦向けにスーパー以外の惣菜購入の場を提供することをサービス基本方針とし、居酒屋惣菜をおうちで楽しむことでの「居酒屋惣菜店」宣言をする。



 こういった「宣言」によって顧客は、「そうか、当店は今後そういった方針に取り組んでいくんだな」と初めて認識することができるようになります。なんとなくデリバリーやテイクアウトに対応するよりも、しっかりと記憶に残ることができます。


そうすれば、当店の新たな使い方を顧客に提案でき、顧客ニーズと合致していれば新たな利用シーンでの消費をしてもらえます。それが顧客や消費者のWithコロナ時代の心理やニーズにマッチしていればいるほど、共感が生まれ、そこから応援してもらえるようになります。

単なるデリバリーやテイクアウト・メニュー開発だけよりも提案力がありますし、それが共感→応援の心理を生みだすこともできます。

Withコロナ時代のサービスは「尖っていなくても良いので、どんな方向でサービス展開するのか」を既存客や固定客さんの顔を思い出しながら提案していく、顧客とのコミュニケーション・プロセスを経由するものであろうと考えます。


顧客1人1人の顔が見えやすい小規模事業者さんほど、こうした変化の時代にしっかりとお客様の想いやニーズをくみ取った事業展開ができるはずです。


不特定多数の「誰か」の顔をみるよりも、今まで支えてくれた「あの人」に喜ばれるサービスを提供していきましょう。それが「共感する人この指とまれ」の流れで広まっていき、同じ価値観の根強いファンをさらに生み出していくのではないかと思います。



「資金繰りをなんとか安定させたい」

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そういった事業者様の想いを受け止め、確実にカタチにするのが、当拠点です。
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★想いをカタチにする経営相談所・宮城県よろず支援拠点★
 
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 宮城県よろず支援拠点は、中小企業庁から受託された
 無料の経営相談所です。個人・法人問わず無料で何度
 でもご利用頂けます。

〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-16-8 プロスペール本田3階
TEL : 022-393-8044 FAX : 022-393-8045
 
Web: http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/
facebook: https://www.facebook.com/miyagiyorozu/
メルマガ登録:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/mail/mailcontact.html
ブログ:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/
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<筆者>
宮城県よろず支援拠点チーフコーディネーター 佐藤創。
経営革新や商品開発、広報など売上拡大に直結する具体的で斬新な提案が持ち味。
個人のミッションステートメントは、“あなたの「現状を変えたい」思いを確実に形にし、未来と感動を創り出す変革の経営コンサルタント”。現状からの変革を通じ、相談者の未来と感動を共創することこそが、自身のミッションであり最大の喜びでもある。

※「よろず支援拠点のお仕事」として佐藤のインタビュー記事が掲載されています。
https://yorozu.smrj.go.jp/recruit/voice_miyagi/
2020.06.01 14:31 | 固定リンク | 経営ミニコラム
【宮城よろず瓦版0527】
2020.05.27
■□■ 宮城よろず瓦版 2020/05/27 ■□■

        宮城県よろず支援拠点メールマガジン
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≪お知らせ≫
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 ○出張経営相談会【要予約】

    気仙沼(気仙沼地方振興事務所)  6月17日(水)※テレビ相談対応


  ※石巻合庁出張相談会に関しては、6月の開催は全て中止になります。
     今後も状況により中止やテレビ相談での対応となります。詳細は
     お問合せください。

 【予約申込・日程お問合せはこちらまで】
  TEL:022-393-8044 FAX: 022-393-8045
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  〇宮城県よろず支援拠点 ミニセミナー開催のご案内【要予約】
 
   経営者向けセミナーや、営業・財務担当者にも役立つ勉強会を開催しています!
   ぜひお気軽にご参加下さい。

     

   ◎日 時:5月28日(木) 13:30~14:30
  
    テーマ:【Web配信】採用セミナー indeed攻略法

    講 師: 渡邊 徹 氏 (当拠点コーディネーター)


       ※新型コロナ感染症拡大防止の観点からZoomを使ってのWebセミナーと
        なります。お気軽にご参加ください。
        セミナー後の個別相談も承ります。申請の方法など詳細にお伝えでき
        ますので、ぜひご活用ください。

    内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください
    http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html


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 「新型コロナウイルス感染症の影響で売上が激減、、」
 
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 そんな事業者さまの声に対応するため、宮城県よろず支援拠点ではTV会議システム
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 きるので、お店や事務所にいながら、お手軽に経営相談をすることができます。
 
 新型コロナウイルス感染拡大対策として、ひとまず2020年5月いっぱいまで受け付けます。
通常の面談形式の相談を、TV会議での相談に切り替えられますから、どんどん活用して
ください!!
 
 予約制ですので当拠点までお電話またはメールフォームでお申しつけ下さい。

 【記事詳細】
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00171.html

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  電話:022-393-8044
  メール申込:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp#contact



 
   ◆「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(第10次)募集」のご案内

   東日本大震災により被害を受けた津波浸水地域(岩手県、宮城県)及び福島県
   (避難指示区域等を除く)の一部地域を対象に工場等の新増設を行う企業を支援
    し、雇用の創出を通じて地域経済の活性化を図ります。
   工場等の新増設に関心をお持ちの企業におかれましては、下記HPをご覧いた
   だきますようご案内申し上げます。

    ◎公募締切 令和2年7月20日(月)正午必着(郵送のみ)
    ◎公募の詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
     ○みずほ情報総研HP
     https://www.mizuho-ir.co.jp/topics/tsunami-ritti/seizo10/02.html
    ○宮城県経済商工観光部産業立地推進課HP
     https://www.pref.miyagi.jp/site/ritchi-guide/tsunamihojokin.html
   ◎応募方法
     (1)みずほ情報総研のHPから「公募要領等」及び「応募様式一式」をダウンロード
    (2)ダウンロードした様式に必要事項を記入
    (3)応募書類を事務局(みずほ情報総研)及び宮城県産業立地推進課の2者宛てに
     郵送(締切日時必着)
     提出方法の詳細は公募要領等を十分にご確認ください。
     持参及びファックス、電子メールによる提出は受け付けられません。

   ◎お問い合わせ
    ○「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」事務局(みずほ情報総研)
     電話、ファックス、電子メールで受け付けております。
     TEL 03-6826-8611  FAX 03-6826-5060
     E-mail tsunami-ritti@mizuho-ir.co.jp
     ○宮城県 経済商工観光部 産業立地推進課 企業誘致第一班
     TEL 022-211-2732  FAX 022-211-2739
     E-mail sanrituk@pref.miyagi.lg.jp

 

  ◆宮城県 「令和2年度 みやぎ認定IT商品」募集開始のご案内

   宮城県では、本県の情報産業の振興を図るため、県内のIT関連企業等が開発し
  販売する優良なソフトウェア商品を「みやぎ認定IT商品」に認定し、販路拡大等
  の支援を行っております。
   今回、令和2年度の「みやぎ認定IT商品」について募集します。

   ◎認定の対象となる商品
   以下の(1)~(4)の要件を全て満たす商品
  (1) 県内IT関連企業等(宮城県内に本社又は本店、製品開発拠点を置くソフト
    ウェア等の開発を行う企業又は共同体)が自ら開発し、販売するもの。
  (2) ソフトウェア商品であるもの。(ハードウェアに搭載されているものも含む)
  (3) 認定時に開発が終了し、販売されているもの又は販売されることが確実なもの。
  (4) 独自性、新規性、有用性、有益性が認められる商品で、その利用拡大が
    期待されるもの ※申請後に有識者による審査会で審査。
   ◎認定期間 
   認定日から令和4年度末
  ◎認定後の支援
   県HPでの公表、展示会共同出展、ロゴマークの提供、専門家による支援、
   補助金の交付など
  ◎募集期間
   令和2年5月11日(月)~7月17日(金) 17:00 必着
  ◎内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください
   https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shinsan/it-trial.html

  ◎お問い合わせ
   宮城県 経済商工観光部 新産業振興課 情報産業振興班
   仙台市青葉区本町3-8-1
   TEL 022-211-2479  FAX 022-211-2729
   E-mail shinsanj@pref.miyagi.lg.jp 



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≪よろず支援拠点チーフコーディネーターの経営コラム≫
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 ●Vol.01 「新型コロナへの対策について」
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00180.html


 宮城県よろず支援拠点の佐藤です。

 今週から経営コラムと題して、経営に関するヒントや、事業を考える気づきをご提供
 するブログ記事を投稿していきたいと思います。

 初回は、新型コロナウイルス感染症に関する皆様のお困りごと、対応事例など、当拠
 点の相談内容を踏まえながら、みなさまがどんな対策を取っているのかをご紹介しま
 す。また今後のいわゆる「Withコロナ」の時代に向け、各業種でどんな工夫を盛込ん
 で行くべきかの考え方についても記載をしております。

 皆様大変な時期とは思いますが、1つの考えとしてお読みいただければと思います。
 ぜひとも感想など頂ければ幸いです。感想等は本メールへの返信をして頂ければ大丈
 夫です。


 ●Vol.01 「新型コロナへの対策について」
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00180.html

 コロナの時代を生き抜くために当拠点も一緒に知恵を振り絞りますので、まずは一人
 で悩まず、お気軽にご連絡を頂ければと思います。

 【連絡先】
  宮城県よろず支援拠点
  電話:022-393-8044
  メール申込:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp#contact


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◆配信停止、送信先変更などは、こちらまでメールでお知らせ下さい。m(__)m
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 無料の経営相談所です。個人・法人問わず無料で何度
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新型コロナへの対策について
2020.05.27


宮城県よろず支援拠点の佐藤創です。

本日は、新型コロナウイルス感染症に対する、各事業者さまの取り組み状況についてお伝えします。
当拠点にご相談にいらしている事業者さまの対応状況や、今後のWithコロナの時代に向けた取組みについてお話をしたいと思います。

初めに「1.当拠点での相談傾向」について触れ、「2.新型コロナ感染症への対応事例」を紹介したのち、「3.Withコロナ時代への処方箋」にて、当方が考えるコロナ時代への対応方針についてまとめとして述べたいと思います。

ぜひ、今後のコロナ時代への対応について考える一助になれば幸いです。




1.当拠点での相談傾向

宮城県では緊急事態宣言が解除されたとはいえ、第2波への備えもしながら新しい生活様式に対応した事業展開が求められています。これだけ急速な環境変化にとまどう事業者さまも多いかと思います。

当拠点では2月後半から新型コロナウイルス感染症に関連した相談が出始めました。3月で急激に増加し、4月に緊急事態宣言がなされてから更に増加してピークに達し、5月では3月よりやや多い程度で推移しています。

相談内容は各種施策の案内だけではなく、具体的な資金繰りを今後どうしていくかや、新型コロナの影響を回避しながら売上拡大を図っていくためのアイディア検討までさまざまです。

当拠点は単なる1回だけの相談や施策案内だけでおわることなく、継続して資金繰り状況等をフォローアップしております。

これまでの相談を頂いた業種の割合は以下の通りで、やはり影響が大きかった宿泊業・飲食業が32%と最も多く、次いで理容・美容・整体などを含めたサービス業が21%、小売業が14%と続きます。



相談を頂いている内容ですが、資金繰りが最も多く48%、持続化給付金等の支援施策の活用についてが20%、雇用調整助成金等を含む雇用・労務が6%と続きます。



特徴的なのが、商品開発や事業計画策定の支援も少なくない数がある点です。新型コロナの時代に必要な、非対面型でのビジネスモデルへの転換、また巣ごもり需要に対応した商品構成への転換、今後の事業展開全体を含めた事業計画の策定など、単に「耐える」だけでなく、次の展開を見据えた前向きな相談も多くあるのです。







2.新型コロナ感染症への対応事例

まず経営課題に対応するにあたって、取り組むべき優先順位があることを理解していただきたいです。


(1)対応策の優先順位

まずは当面の資金繰りを安定させる、これが第一優先です。いわば事業を存続させるということです。存続しないことには何も始まりません。また資金繰りに窮している状況では、毎日頭の中は資金繰りで追われてしまい、長期的な計画など考える暇がありません。本当に夜も眠れないような状況になってしまいます。これでは事業が回りません。

まずは各種施策を活用して資金繰りに目途をつける必要があります。

日本政策金融公庫、および民間金融機関による新型コロナ特別枠の融資やセーフティネット保証、持続化給付金などを活用し、資金繰りの目途を付けます。もちろん借入金なので返済する必要がありますが、当面の資金繰りの目途がつかない状況では、将来のことを考える余裕など生まれません。

今後の事業計画や返済計画を腰を据えて考えるためにも、資金繰りの目途を付けましょう。

その次に、コロナ時代に適したビジネスモデルへの対応を検討していきます。




(2)対応事例

●水産加工事業者の事例
水産加工品として魚の干物や調味した切身などを販売している事業者さんの事例です。当社では量販店への卸売りをするとともに、独自ブランドを持ち自社店舗で小売も行っています。

コロナ前は小売店での集客・試食イベントを検討していましたが、コロナ影響によって断念。すぐさま当拠点では巣ごもり需要に適した商品に組み替えて、Webサイトからのネット販売の強化を提案。

外食が減って内食が増えることで、お父さんは晩酌に合った切身などを求めるようになりますし、ご家族でお魚を大量に消費するようにもなります。そこへ、大容量のご家族セットや、日替わりで晩酌のおともに適した逸品を提供するセットメニューの検討、チラシ作成を経て既存客へDMを発送。

なんとか大型連休前までにDM発送を間に合わせ、連休中の売上拡大を図ることができました。




●家具小売店の事例
当社は家具小売りと、インテリアコーディネートを踏まえた内装工事など一貫したデザイン提案をしています。特に店主が来店者の住まいの悩み相談に親身に応えることで受注につながっており、丁寧な相談対応と企画提案力の高さがウリです。

今般の新型コロナの影響から来店客が減少。ただしホームページを通じて熱心に情報発信をしていたことからWebアクセス数は増加傾向。現在ではネットからの問い合わせが毎日入る状態になりました。

とはいえ、丁寧なインテリア相談という強みが活かされていないため、店主はZoomを活用したオンライン相談を開始しました。実は、当拠点との継続的な面談をする中で、面談形態をZoomでのオンライン相談に切り替えていました。これによってZoom活用法を把握された店主は、早速それを自社にも適用。先日初めてZoomでのインテリア相談を実現するなど、着々と非対面型のビジネスモデルへと転換を図っています。

このほか、飲食店さんにてテイクアウトに適したメニュー開発とチラシ等の周知によって売上増加した事業者さまなど、コロナの時代の「3密回避」および「非対面型ビジネスへの転換」をうまく図っている事業者さまが多くいらっしゃいます。







3.Withコロナ時代への処方箋

これからの時代に適用するには、どんなことを考えればよいでしょうか?
経営環境への適応と、具体的なビジネス方針の2点から考えてみましょう。




(1)経営環境への適応

生物界では、環境に適応できた種は遺伝子を残し、適応できなかった種は遺伝子を残せないとうのが大原則です。体の大きな動物が生き残るわけでも、力の強い動物が生き残るわけでもないのです。

よって、自然淘汰によって環境に適応した遺伝子のみが残っていき、その種は栄える、というのが、チャールズ・ダーウィンが論文「種の起源」で提唱した自然選択説です。
(参考文献:チャールズ・ダーウィン,種の起源)




これは生物界だけでなく、経済界でも全く同じことが言えます。

現在の経営環境に適した企業や組織はますます栄え、適さなかった企業や組織は衰退する。

私はまさに自然選択説が経済界でもそのまま機能していると考えます。

現在の新型コロナによる影響は、我々の経営環境をガラッと変えた出来事です。つまり、我々の生きている土俵が変わったことと同義です。この変化は、我々個々の力で変えることはできません。



ではどうするか。我々は、我々が変えることのできることに注力することが必要です。つまり、我々自身を変えていくのです。現在の経営環境に適合するように、自分自身を「進化」させて変えることができた事業者のみが生き残ると考えます。

ピンチをチャンスに、という言葉がありますが、これがまさにそうです。むしろ、「新型コロナの影響が自分たちにとってチャンスだ、と思えるには、何を取り組めばよいか?」を考えましょう。




(2)具体的なビジネス方針

これからのニューノーマルの1つとして「新しい生活様式」という言葉があります。具体的な内容は厚労省のページで公表していますのでご確認ください。

●新しい生活様式(厚労省のページへリンク)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

概要を言えば、「手洗い、咳エチケット等の感染対策」、「3つの密の回避」、「人との接触を極力減らす」ということです。

これが生活の基盤となることを前提とした事業展開をするという事です。これが確保されていない事業は、消費者から敬遠されると考えられます。前提を守ったうえで、攻めの経営を図ります。




例えば、、


1)飲食店
座席を間引いて営業することが求められるため、席数が減少します。これを補うため例えば来店いただいたお客様にはこれまで以上の体験や接客等を提供して客単価を上げます。一方、来店を敬遠するお客様にはテイクアウトやデリバリーを活用し、回転率を高めます。高単価と高回転のバランスで事業を組み立てます。


2)宿泊業
チェックイン手続きをお部屋で行うなどし、3密を回避するオペレーションにします。大浴場は混雑具合を統制するために予約制にするなど、お客様が安心して滞在できる空間を提供するとともに、近隣観光の需要が増えますので、県外客だけでなく県内客も想定したサービスや宿泊コースを設定し、需要の取り込みを図ります。


3)生花店
イベントの自粛・来店の自粛により店舗売上が減少する傾向にあります。ただし気軽に会えない時代だからこそ、感謝の気持ちを丁寧に表す方向に進んでいきます。よってネットでブーケ等を気軽に送って感謝の気持ちを伝えることを1つの手段として消費者に浸透させます。リモートワークで自宅にいる同僚に、誕生日プレゼントとしてプチブーケ(500円程度)を贈り、テレビ会議の際に同僚がカメラの前にミニブーケを飾って会議する、こんなステキなことも今後ありえるでしょう。


4)ブライダル
自粛疲れと各種イベント中止を余儀なくされた経験から、今後はセレモニーの大切さをみんなが理解するようになります。セレモニーを開催できること自体が幸せなことだと気づき、多くのお金をかけることも期待できます。ブライダルはネット配信をすることで、席数の関係から参加できなかったご友人ともネットを介してお話しできるようになります。会場にいる友人や新郎新婦と、会場に設置されたタブレット端末を通じて思い出話をする、そんな時代になるでしょう。


以上のような、時代の流れと消費者のニーズを踏まえ、各社が工夫できることを率先して行うのは、今がチャンスです。いち早くスタートを切ったものが、先行者利益を獲得できます。




国の支援策も充実しています。
中小企業生産性革命推進事業として、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金を通年で公募し、かつ補助率アップや定額補助(10/10補助)などの支援策を矢継ぎ早に打ち出しています。

こうした生産性向上と、新しい生活様式に対応して非対面型のビジネスモデルを構築するには、今が好機です。

我々よろず支援拠点も事業者さまといっしょになって考えることができます。




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※「よろず支援拠点のお仕事」として、当方のインタビュー記事が掲載されています。
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  ◆宮城県 新産業振興課
 
   令和2年度「先進的AI・IoT活用ビジネス創出実証業務の企画提案」募集のご案内
 
   宮城県では 「先進的AI・IoT活用ビジネス創出実証事業業務」の企画提案を
  募集します。

 ◎事業概要
   県内IT関連企業等が、自動車・高度電子機械関連産業、農林水産業及び水産・
   食品加工関連産業等の県内ユーザー企業等の人手不足対策、生産性向上、新た
   な価値創出といった課題解決に寄与する、AI・IoT活用システムを開発し、導
   入実証を行うことにより、県内における先進的なAI・IoT関連ビジネスの創出、
   市場形成を図ることを目的とした事業を実施します。
  ◎委託期間
   契約締結日から令和3年3月5日(金)まで
 ◎事業費(委託上限額)
   1件当たり 4,999,500円以内(消費税及び地方消費税の額を含む。)
  ◎採択件数
   3件程度
  ◎委託業務の内容
  (1)AI又はIoTを活用したビジネスモデル等の企画
  (2)実証システムの開発
  (3)実証システムの導入、運用
  (4)実証状況の報告
  (5)成果報告書の作成
    ※実証場所は県内に限る。
  ◎対象分野
   以下のいずれかにおいて、人手不足対策、生産性向上、新たな価値創出に効果が
   認められるものであること。
  (イ) 自動車関連産業
  (ロ) 高度電子機械関連産業
  (ハ) 農林水産業及び水産加工・食品加工業
  (ニ) 上記以外で、AI・IoTの活用により人手不足対策、生産性向上、新たな
価値創出に対して効果が認められるもの
 ◎応募資格
   県内IT関連企業等と県内ユーザー企業等による共同企業体共同企業体の幹事
   法人を決め、幹事法人が企画提案参加申込書を提出すること。
   幹事法人は、県内に本社を有するIT関連企業であること。
 ◎内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
   https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shinsan/aiiotbusinesscreation-r2.html
   ※昨年度の選定案件2件の取組事例について、下記HPに掲載しております。
  「17 成果報告書(公開版)」 
  https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shinsan/aiiotbusinesscreation-h31.html
 ◎締 切 令和2年6月12日(金)

 ◎お問い合わせ
  宮城県 新産業振興課 情報産業振興班
  仙台市青葉区本町3-8-1
  TEL 022-211-2479  FAX 022-211-2729
  E-mail shinsanj@pref.miyagi.lg.jp 


  ◆宮城県 保健福祉部 子育て社会推進室
  令和2年度「企業主導型保育事業」(助成金)新規募集のご案内


   保育所等利用待機児童の解消及び仕事と子育ての両立を実現させる働きやすい環境整備を
  目的として、公益財団法人児童育成協会において、「企業主導型保育事業」(助成金)の
  新規募集を行っています。
  募集期間は令和2年5月29日(金)までとなっております。
  社員の子育て支援、働き方改革、事業所内保育施設に関心をお持ちの企業におかれましては、
  下記HPをご覧いただきますよう、お願い申し上げます。

   また、宮城県においても「宮城県事業所内保育施設設置促進事業費補助金」による助成事業
  を実施する予定です。
  詳細は後日、子育て社会推進室のHPに掲載いたしますので、あわせてご覧ください。

 ◎公益財団法人児童育成協会のHP
   https://www.kigyounaihoiku.jp/
  (「4月20日 令和2年度企業主導型保育事業の募集のお知らせ」をご覧ください)

 ◎宮城県子育て社会推進室のHP
 https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kosodate/

 ◎お問い合わせ
  宮城県 保健福祉部 子育て社会推進室 保育支援班
  仙台市青葉区本町3-8-1
  TEL 022-211-2529  FAX 022-211-2591



  ◆公益財団法人仙台市産業振興事業団
   
  「できることから始める!テレワーク導入に向けた無料相談」のご案内

 
   新型コロナウイルスの感染拡大を受け、注目を大きく集めているテレワーク。
  感染防止策としてだけでなく従業員の確保や生産性の向上に繋がる取り組みとし
  て、大企業だけでなく中小規模事業者が取り組む例も増えてきました。
   公益財団法人仙台市産業振興事業団では、テレワーク導入に挑戦する事業者様
  を無料相談という形で応援いたします。
   是非一緒に、自社でできる部分からテレワークの導入に挑戦してみませんか?

  ◎サポート内容
   専門家を交えて、主に以下の項目について一緒に検討させていただきます。
  ・業務内容を確認し、どの業務に対してどのような形でテレワーク導入が可能か考察
  ・テレワーク導入に必要なシステム、設備の要件整理
  ・運用するうえでのルールの作成、及び見直し
  ◎ご利用条件
   宮城県内の中小企業者及び個人事業主がご利用いただけます。
   相談回数に上限はございません。
   ◎相談場所
   当事業団またはご相談者様の事務所
   またはzoomを利用したオンラインミーティング
   ◎ご相談料
   無料
  ◎内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
    https://www.siip.city.sendai.jp/n/2020/0428/01.html?utm_source=200428g&utm_medium=m&utm_
 
  ◎お問い合わせ
   公益財団法人仙台市産業振興事業団
   仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階
   TEL 022-724-1125  FAX 022-715-8205
   E-mail itsuishin@siip.city.sendai.jp



   ◆みやぎ産業振興機構

   「令和2年度 宮城県中小企業等外国出願事業」募集開始のご案内


   みやぎ産業振興機構では、中小企業等による海外での産業財産権の取得を資金
   面から支援し海外での知的財産活動の活性化を図ることを目的として、外国出願
   に要する経費の一部を補助します。

   ◎補助対象者
   〇申請時点において、既に日本国特許庁に対し特許、実用新案、意匠又は商標
    出願済であり、年度内に外国特許庁へ同一内容の出願を行う予定の案件 
   〇宮城県内に事業所を有する「中小企業者」及び「中小企業者で構成される
    グループ(地域団体商標に係る外国特許庁への商標登録については、商工会議所、
    商工会、NPO法人等)
  ◎補助対象費用 
   外国特許庁への出願料、国内・現地代理人費用、翻訳費用
   ※採択前に発生した費用、日本国特許庁に支払う費用については対象外
   ◎補助率及び上限額
   〇補助率 1/2以内
   〇案件毎の上限額  
    特許           150万円
    実用新案・意匠・商標 各 60万円
    冒認対策商標  30万円
   ※1企業に対する上限額(複数案件の場合) 300万円
   ◎公募期間
   令和2年5月13日(水)~令和2年6月19日(金)
   ◎内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください
   https://www.joho-miyagi.or.jp/gaikoku-shienn

   ◎お問合せ先 
   公益財団法人みやぎ産業振興機構 産業育成支援部 地域連携推進課
   仙台市青葉区上杉1-14-2
   TEL 022-225-6638  FAX 022-263-6923
   E-mail koudo@joho-miyagi.or.jp




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◆配信停止、送信先変更などは、こちらまでメールでお知らせ下さい。m(__)m
email:yorozu@office.miyagi-fsci.or.jp
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売上拡大、経営改善,IT活用など、あらゆる経営課題にお答えします!
中小企業庁委託事業
宮城県よろず支援拠点 電話:022-225-8751(商工会連合会内)
〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-14-2 宮城県商工振興センター2階
FAX:022-265-8009
宮城県よろず支援拠点サテライトオフィス上杉 電話:022-393-8044
〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-16-8 プロスペール本田3階
FAX: 022-393-8045

email: yorozu@office.miyagi-fsci.or.jp
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https://www.facebook.com/miyagiyorozu
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【宮城よろず瓦版0511】
2020.05.11
■□■ 宮城よろず瓦版 2020/05/11 ■□■

        宮城県よろず支援拠点メールマガジン
         http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/
https://www.facebook.com/miyagiyorozu
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≪お知らせ≫
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 ○出張経営相談会【要予約】
     
   石巻(東部地方振興事務所)     5月20日(水)

  ※5月20日の気仙沼合庁出張相談会は新型コロナ感染拡大防止の
観点から中止となりました。今後も状況により中止やテレビ相談
での対応となります。詳細はお問合せください。

 【予約申込・日程お問合せはこちらまで】
  TEL:022-393-8044 FAX: 022-393-8045
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/



  〇宮城県よろず支援拠点 ミニセミナー開催のご案内【要予約】
 
   経営者向けセミナーや、営業・財務担当者にも役立つ勉強会を開催しています!
   ぜひお気軽にご参加下さい。

   ◎日 時:5月14日(木) 13:30~14:30

   テーマ:【Web配信】無料で作る採用ホームページ「engage」導入セミナー

    講 師: 渡邊 徹 氏 (当拠点コーディネーター)


   ◎日 時:5月19日(火) 10:00~11:00

   テーマ:【Web配信】助成金申請のプロがお伝えする、雇用調整助成金の
             申請ポイントセミナー

    講 師: 神植 功行 氏 (当拠点コーディネーター)


 ◎日 時:5月28日(木) 13:30~14:30
  
    テーマ:【Web配信】採用セミナー indeed攻略法

    講 師: 渡邊 徹 氏 (当拠点コーディネーター)


       ※新型コロナ感染症拡大防止の観点からZoomを使ってのWebセミナーと
        なります。お気軽にご参加ください。
        セミナー後の個別相談も承ります。申請の方法など詳細にお伝えでき
        ますので、ぜひご活用ください。

    内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください
    http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html


  〇経営の無料テレビ相談を行っています!

 「新型コロナウイルス感染症の影響で売上が激減、、」
 
 「お客様が一か所に集まる3密を回避した商品販売の仕方はないのか、、?」
 
 「社内の規定で他の場所での相談会やセミナーに参加できない」
 
 そんな事業者さまの声に対応するため、宮城県よろず支援拠点ではTV会議システム
 を活用し、遠隔での経営テレビ相談を開始します!スマホ1つあればだれでも実施で
 きるので、お店や事務所にいながら、お手軽に経営相談をすることができます。
 
 新型コロナウイルス感染拡大対策として、ひとまず2020年5月いっぱいまで受け付けます。
通常の面談形式の相談を、TV会議での相談に切り替えられますから、どんどん活用して
ください!!
 
 予約制ですので当拠点までお電話またはメールフォームでお申しつけ下さい。

 【記事詳細】
  http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00171.html

 【連絡先】
  宮城県よろず支援拠点
  電話:022-393-8044
  メール申込:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp#contact



 ◆「宮城県 新産業振興課 情報産業関連施策」のご紹介

 宮城県では、県内IT事業者様向けに各種支援制度を御用意しております。多く
の事業者様に制度を活用して頂けるように、例年4月に各種支援制度についての
説明会を開催しておりましたが、今年はコロナウィルス感染拡大防止の観点から
開催を行わないことと致しました。
 そこで、説明会の際に説明予定であった事業について、HPに「事業概要紹介
スライド(PDF)」及び「事業詳細紹介HP(リンク先)」を掲載し紹介致します。
 
◎内容
 「宮城県 新産業振興課 情報産業関連施策のご紹介」
 HPに「事業紹介スライド(PDF)」及び「事業詳細紹介HP(リンク先)」を
  掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。
  https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shinsan/r2-it-info.html
◎事業概要の紹介内容
 ・人材育成
 (1)組込み適塾のご案内
 (2)産業技術総合センター組込み研修のご案内、AI関連新規導入機器紹介
 ・市場獲得形成支援
 (3)先進的AI・IoT活用ビジネス創出実証事業のご案内(拡充)
 (4)派遣OJT支援事業のご案内
 ・開発・販路拡大支援
 (5)宮城県IT商品開発支援事業(スタートアップ型、改良型)
 (6)みやぎ認定IT商品制度のご案内
 ・人材確保/人材育成
 (7)地域創生人材育成事業等での取組み紹介
   (含:新卒未経験者向け地域高度IT技術者育成、
    みやぎIT産業認知度向上支援事業での取組み紹介)

◎お問い合わせ
 宮城県 経済商工観光部 新産業振興課 情報産業振興班
 仙台市青葉区本町3-8-1
 TEL 022-211-2479  FAX 022-211-2729
 E-mail shinsanj@pref.miyagi.lg.jp 


◆公益財団法人みやぎ産業振興機構

 「令和2年度宮城県スタートアップ加速化支援事業」募集のご案内

 地域課題解決に資する事業として、宮城県内に本社・本店を置いて創業、第二
創業及び事業承継型創業する中小企業者を支援し、雇用の創出を図り、もって
地域産業の再生に寄与するため、県内の商工会・商工会議所と連携して、創業等
する者に対しスタートアップ資金を補助します。

◎事業計画の認定
 補助事業を実施するには、事前に事業計画の認定を受ける必要があります。
 認定期間は2ヵ年度分となりますが、補助金の交付申請は各年度行う必要が
 あります。
◎募集期間(事業計画の受付)
令和2年4月15日(水)~令和2年5月14日(木)
◎補助内容
(1)補助対象者
 県内において創業・第二創業・事業承継型創業する次の中小企業者等
 ・補助金の募集開始日以降6ヵ月以内に創業等する者
 ・補助金の募集開始日以前1年以内に創業等した中小企業者
  ※事業承継型については、廃業又は事業廃止した(する)中小企業者から
   事業承継して創業することが必要です。
(2)補助対象経費
 ・使用目的が創業等並びに経営の安定化に要するもの
 ・補助金の交付決定以後に発生するもの
  ※対象費目・内容に一部使用できないものがあります。
(3)補助額(補助率)
 ・一般枠   限度額100万円/年度(補助率1/2) 
 ・AI・IoT枠  限度額250万円/年度(補助率2/3) 
  AI・IoT関連の事業又はそれらを活用した事業を創業する中小企業者等
(4)採択件数
 ・一般枠   20件程度
 ・AI・IoT枠  5件程度 
◎選考審査
 ・一次審査 令和2年5月下旬~6月上旬(書類審査)
 ・二次審査 令和2年6月下旬(プレゼンテーション方式審査)
◎内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
 https://www.joho-miyagi.or.jp/startup 
 募集説明に係る動画を公開中 
 ※新型コロナウィルス感染防止のため、募集説明会は実施いたしません。

◎お問い合わせ
 公益財団法人みやぎ産業振興機構 産業育成支援部 事業支援課
 仙台市青葉区上杉1-14-2 
 TEL 022-225-6697  FAX 022-263-6923  
 E-mail soudan@joho-miyagi.or.jp  


 ◆宮城県経済商工観光部

「MIYAGIものづくり人材PR動画制作及び情報発信業務に係る制作対象企業」募集


 宮城県では、人材不足に悩む県内ものづくり企業の情報を分かりやすく伝える
PR動画を制作し、高校での授業やインターネット等による情報発信をすることで
企業及びものづくり産業の認知度向上を図り、県内ものづくり企業への就職を促
進することを目的として、PR動画の制作対象企業を募集しています。
 新規高校卒業者の採用を検討しているが、企業の認知度不足により採用に苦労
している企業や、職場環境・育成環境等のPRをして採用に結び付けたいと考え
ている企業は、積極的に御応募願います。

◎募集企業数
(1)県内地元企業 10社
・対象業種 
 ものづくり産業(平成19年4月1日施行「ものづくり産業振興に関する県民条例」
 で定義する下記の業種)
 イ 食料品製造業、電子部品・デバイス製造業、電気機械器具製造業等の製造業
 ロ 機械修理業、ソフトウェア業、デザイン業、機械設計業その他の工業製品の
   設計、製造又は修理と密接に関連する事業が属する業種
・応募資格 宮城県内に事業所が有する企業等公募要領に記載のとおり
(2)立地企業 10社程度
・対象業種 製造業(日本産業標準分類において大分類「E製造業」に分類される業種)
・応募資格 下記のいずれかに該当
 イ 宮城県外に本社を有する企業で宮城県内に製造拠点がある企業
 ロ 宮城県内に本社があるが、宮城県外に本社を有する企業の連結子会社である企業
 ハ 宮城県外に本社を有する企業で、今後宮城県内に製造拠点又は連結子会社を設置
する見通しがある企業
◎応募資格等の事業の詳細や申請様式等は以下のページをご覧ください。
(1)県内地元企業 https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sanzin/douga-zimoto.html
(2)立地企業   https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sanritu/prmovie-r2company.html
◎締 切 令和2年6月1日(月)

◎お問い合わせ
 宮城県 経済商工観光部 産業人材対策課又は産業立地推進課
 仙台市青葉区本町3-8-1
 TEL 022-211-2764 又は 022-211-2717 FAX 022-211-2769 又は 022-21-2739
 E-mail sanzinp@pref.miyagi.le.jp 



◆公益財団法人みやぎ産業振興機構
 「令和2年度 プロジェクト創出研究会補助金」募集のご案内

 宮城県内の中小企業者が、新たな事業の創出や新技術・新製品開発を目指して
研究開発を行う際に、他の企業や大学・公設試験研究機関等と結成する「プロジ
ェクト創出研究会」の活動費を補助します。

◎補助対象事業
 宮城県内の中小企業者が、新たな事業の創出や新技術・新製品開発を目指して
 地域産業の高度化、高付加価値化を図る事業
◎補助限度額
(1)高度電子機械産業型 1研究会当たり上限「100万円」以内
   半導体製造装置産業や医療機器産業、ロボット産業、太陽光発電産業、
   宇宙航空機産業等
(2)一般型       1研究会当たり上限「50万円」以内
◎補助対象者(※補助条件)
 宮城県内に事業所や事務所をもつ中小企業者を主体として、他の企業、大学等
 (短期大学、高等専門学校を含む。)及び公的試験研究機関等の3機関以上が
 参加している研究会。
 ※高度電子機械産業型の場合、大学等または公的試験研究機関等が必ず参加
  していること。
 ※今後、数年以内に国等が実施する提案公募型技術開発事業等への応募を
  目指す研究会または今後数年以内に製品化、事業化を目指す研究会であり、
  代表者が明確であること。
◎補助率  補助対象経費の10分の10以内
◎補助期間 補助金交付決定の日から令和3年2月末まで
◎募集締切 令和2年5月27日(水) 当日消印有効 ※期日厳守
◎内容・申込方法等の詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
 https://www.joho-miyagi.or.jp/pro-c

◎お問い合わせ
 公益財団法人みやぎ産業振興機構 地域連携推進課
 仙台市青葉区上杉1-14-2
 TEL 022-225-6638  FAX 022-263-6923
 E-mail koudo@joho-miyagi.or.jp



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◆配信停止、送信先変更などは、こちらまでメールでお知らせ下さい。m(__)m
email:yorozu@office.miyagi-fsci.or.jp
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売上拡大、経営改善,IT活用など、あらゆる経営課題にお答えします!
中小企業庁委託事業
宮城県よろず支援拠点 電話:022-225-8751(商工会連合会内)
〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-14-2 宮城県商工振興センター2階
FAX:022-265-8009
宮城県よろず支援拠点サテライトオフィス上杉 電話:022-393-8044
〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-16-8 プロスペール本田3階
FAX: 022-393-8045

email: yorozu@office.miyagi-fsci.or.jp
http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/
https://www.facebook.com/miyagiyorozu
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