知床半島遊覧船事故に見る、結果論ではないプロセス管理の重要性
2022.04.29


【結果論ではなく、プロセス(過程)管理が重要】

●コラム筆者



佐藤創

中小企業診断士で、売れる仕組みづくり・広報戦略など売上拡大につながる支援が得意。


 

宮城県よろず支援拠点の佐藤 創です。
 
痛ましい事故となった知床半島遊覧船。私も昔、知床半島を遊覧船でめぐる旅行に行ったことがあり、個人的にも気になっていました。
 


今回はこの事故から、私が仕事をする場合に重要だと思っている「結果論だけで評価するのではなく、プロセス(過程)としての正しさを評価すること」を考えてみたいと思います。
 
 


私は、今回の事故で運航会社の社長が記者会見で発言したと報道されている、以下のコメントに着目しています。
 



 ・・・・・
「結果として、安全管理は行き届いていなかったということになる」


 
      ・・・・・・
「(出航は)いまとなれば間違っていたと思っている」


 
 
 
この発言の背景にあるのは、「結果として悪いことが起きたのだから、このやり方は間違っていた」という認識。言葉を返すと「結果として悪いことが起こらなければ、このやり方は正しい」という意味になります。
 
 
果たしてそうなのでしょうか。

 
 

◢◤◢◤ プロセス管理の重要性 ◢◤◢◤

「結果論だけで評価することの是非」を考えるために、事例を見てみましょう。

プロジェクトマネジメントにおける古典となったトム・デマルコ氏の書籍から、今回の事故と同様のケースと思われる個所を当方が要約して引用してみます。
(Tom DeMarco & Timothy Lister, 熊とワルツを-リスクを愉しむプロジェクト管理, 日経BP社, 2003年)
 
 
ーーーーーーーー以下筆者要約ーーーーーーーーーー
 
書籍中では、クリフォードという教授が、『信念の倫理』という論文を演説した時の状況を描いています。
 
クリフォードは、定員いっぱいの乗客を乗せて出航しようとする移民船の船主を例に挙げて演説を始めました。


船主は、船が古くて状態が悪いことを心配していました。もう一度無事に航海できるか疑問だとも考えていました。

しかし、船主はもう一度航海しても大丈夫だと自分に思い込ませることに腐心します。
 
「今までも何度も嵐にさらされたが無事だった。もう一度航海できない理由はない」


 
そして船は出航し、沈没してしまいました。
 
 
 
クリフォードはこの船主についての考えを以下のように示しました。
 
「乗客の死について船主に責任がある。確かに船主は誠心誠意、船が安全であると信じていた。


 しかし、船主は目の前にある証拠を信じる権利がなかった。 最後には、絶対安全だという確信に至ったが、それは調査によって誠実に得られた結果ではない」
 
 
その後、状況を変えてこう問いかけます。
 
 
「仮に、今回は沈没せず、何の問題もなく航海できたとしたら船主に罪はないのか?」


   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・


クリフォードの答えはこうです。
 
「そんなことはない。ひとたび行動すれば、それは永久に間違っているか正しいかのどちらかだ。
 船の安全を信じたかどうか、ではなく、何を持って信じるに至ったかが重要なのだ」
 
ーーーーーーーー筆者要約ここまでーーーーーーーー

 
 
 
◢◤◢◤ 得られる教訓 ◢◤◢◤
 
どんな仕事も、結果良ければすべてよし、ではない。

 
結果を出すためのプロセス(行動)は、その時点の状況・情報・資源・知識などを踏まえて最適だと考えられるものを選択することができます。


そしてその選択には、正しい・誤り、が存在します。

 
もちろん絶対的な正しさなどはありません。しかし、「妥当なプロセス」を繰り返さなければ、結果も妥当ではなくなるし、品質も安定しません。ましてやリスク管理など絶対にできないでしょう。
 
 
私は職業柄経営コンサルタントとして、「結果的に売上が上がった」、「結果的にクライアントが満足した」、といったことが起きた場合は、反省するようにしています。
 
それは私が意図したものではないからです。でもこれは「意図しない成功」であるから、その原因を分析し掘り下げることで、次回には「自分が意図的に再現できるノウハウ」にしていくこともできます。
 
このように、明確に意図したプロセスと、その結果を両方振り返り、内省しない限り、偶然に人生をゆだねることになってしまうのではないでしょうか。
 
 
 


冒頭の事故についても、同様のことが言えます。

あらゆる仕事は連続したプロセスを組み合わせて成り立っています。1つ1つのプロセスを実行するためには、知識・スキルが必要で、プロセスを効率的に実行するためにツール(道具)を準備できます。こうしたものの総合が業務マニュアルであり、かつ人間の英知であり、マネジメント体系なのです。
 
このような考え方で仕事を組み立てない限り、冒頭のような事故は必ず繰り返されるでしょう。
 
 
マネジメントの大家ドラッカーもこう言っています。
 
 
「繰り返し起こる危機は、ずさんさと怠慢の症候の1つである。

 よくマネジメントされた組織は退屈な組織である。

 そのような組織で真に劇的なことは、昨日の尻ぬぐいのためのカラ騒ぎではない。

     ・・・・・・・・・・・・・
 それは、明日をつくるための意思決定である」


(引用:ピーター・F・ドラッカー, 経営者の条件, ダイヤモンド社, 1996年)


昨日の尻ぬぐいのためのカラ騒ぎなどやめて、明日を創る意思決定をしましょう。

それは、再発防止のためのマニュアル作りや未来に向かって描く戦略作りなのです。






<筆者>
宮城県よろず支援拠点チーフコーディネーター 佐藤創。
経営革新や商品開発、広報など売上拡大に直結する具体的で斬新な提案が持ち味。
個人のミッションステートメントは、“あなたの「現状を変えたい」思いを確実に形にし、未来と感動を創り出す変革の経営コンサルタント”。現状からの変革を通じ、相談者の未来と感動を共創することこそが、自身のミッションであり最大の喜びでもある。


※「よろず支援拠点のお仕事」として佐藤のインタビュー記事が掲載されています。
https://yorozu.smrj.go.jp/recruit/voice_miyagi/
【宮城よろず瓦版0421】
2022.04.21
発行日:2022/04/21
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発行者:宮城県よろず支援拠点

(注)本稿は等幅フォントでの参照を前提として記載しています。罫線などがずれて
  表示される場合は、ブラウザ及びビューアのフォントを等幅フォントに変更さ
  れることをお勧めします。


┌────────────────────────────────────
│●今回の目次
└────────────────────────────────────
 (1)チーフ佐藤による今週のトピックス

 (2)よろず支援拠点ミニセミナー情報のお知らせ

 (3)他支援機関の支援施策等のご紹介




┌────────────────────────────────────
│(1)チーフ佐藤による今週のトピックス
└────────────────────────────────────
 
 宮城県よろず支援拠点チーフコーディネーターの佐藤です。

 4月18日から、宮城県において「宮城県中小企業等事業再構築支援補助金」の
 公募が開始されました。公募〆切は5月31日までです。補助率は2/3で、補
 助額は500万円です。


●宮城県中小企業等事業再構築支援補助金
 https://miyagi-chusho-saikochiku.jp/



 この補助金は、国が行っている「事業再構築補助金」に類似したもので、宮城県
 が独自に実施しています。

 国の再構築補助金に採択された事業者様への追加支援と、国の再構築補助金に採
 択されていない(非採択・非申請の)事業者さまの、2パターンでの申請が可能
 です。



 内容としては、ウィズコロナ・ポストコロナに向けた事業転換にかかる経費の一
 部を補助するものです。事業計画が必要ですが、計画として新分野展開、事業転
 換、業態転換などの思い切った事業再構築を行う内容が盛り込まれていることが
 条件です。

 
 公募期間が短いですが、事業計画を当拠点で一緒に検討することが可能です。計
 画書の記載は事業者さまが行う必要がありますが、計画内容の妥当性や市場性な
 どについてご助言ができます。

 対象経費の詳細などについては事務局(上記Webサイト参照)にお問合せをし
 て頂きます。当拠点では、事業内容の妥当性についてアドバイスを致します。

 
 国の再構築補助金はなかなかハードルが高いとお考えの方、または国の再構築補
 助金にトライしたもののなかなか採択に至らなかった方は、本補助金の活用を検
 討するのも良いかもしれません。




 当拠点は「想いをカタチにする経営相談所」です。

 経営のお悩み解決します。

 あなたのチャレンジ、本気でカタチにしませんか?

 相談の申し込みは022-393-8044まで。


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 └────────────────────────────────┘






┌────────────────────────────────────
│(2)よろず支援拠点ミニセミナーのお知らせ
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 経営者向けセミナーや、営業・財務担当者にも役立つ勉強会を開催しています!
 ぜひお気軽にご参加下さい。5月のメニューをご案内いたします。

 すでに人気のセミナーは定員満了となりそうです!!お早目のお申し込みをお願
 い致します。



 【セミナー参加のご注意事項】

 ※なお全セミナーは、同業の方や経営コンサルタントのご参加をお断りしており
  ます。セミナーで得た情報を再利用してご自身のビジネスする可能性がある方
  のご参加は固くお断りしておりますのでご了承ください。

 ※キャンセルの場合は必ず2日前までにご連絡下さい。無断欠席の場合、今後セ
  ミナーへのご案内ができくなることがございます(定員のあるセミナーです。
  他の参加者をお断りしている都合上、無断キャンセルはご遠慮願います)。


1)セミナー一覧のダウンロード(令和4年4~6月ミニセミナーラインナップ)
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2)セミナーのお申し込み
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3)セミナーの詳細


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  【日時】2022年 5月20日(金) 13:30~14:30
  【形態】Zoomによるオンラインセミナー
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  【日時】2022年 5月23日(月) 13:30~14:30
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  【講師】宮城県よろず支援拠点 室岡 庸司
  【概要】自社の商品・サービスが価格競争に巻き込まれていませんか?大手企
      業や競合との価格競争を避けるためには、自社商品の差別化ポイント
      を際立たせる商品・サービス作りと、それを顧客に届ける方法を整え
      ることが必要です。自社の強みと顧客ニーズを起点にした商品・サー
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 ●「いいね」されたい!Canvaで映えるインスタ画像の3ステップ編集
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  【日時】2022年 5月23日(月) 15:00~16:00
  【形態】Zoomによるオンラインセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着5名程度
  【講師】宮城県よろず支援拠点 伊藤 幸子
  【概要】インスタ投稿で、撮った写真や画像をそのまま投稿するのも良いです
      が、文字やレイアウトを編集・加工することで、より効果的に読んで
      もらえる投稿にすることが出来ます。販促物・Webデザイナーの専門家
      が、だれでも活用できる「Canva」を使った3ステップの画像編集ノウ
      ハウをお伝えします。
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 ●コロナを克服!特別貸付・特例リスケ・借換・資本性ローンのすべて
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  【日時】2022年 5月24日(火) 13:30~14:30
  【形態】Zoomによるオンラインセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着5名程度
  【講師】宮城県よろず支援拠点 渡辺 晋也
  【概要】コロナ禍に屈することなく一緒に乗り切りましょう!実質無利子の特
      別貸付、毎月の返済が資金繰りを圧迫しているのであれば元金返済の
      猶予、スタートアップやV字回復に向けた基盤強化を図る資本性融資。
      資金繰りのことで誰に何を相談すれば分からない、そんな方々のため
      のお話です。
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html?utm_source=mailmaga&utm_medium=email


 ●小さな食品製造業・販路開拓虎の巻!テッパンの開拓先と商品開発ノウハウ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【日時】2022年 5月26日(木) 13:30~14:30
  【形態】Zoomによるオンラインセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着5名程度
  【講師】宮城県よろず支援拠点 倉島 史明
  【概要】「自社商品もここで取り扱ってもらいたい・・」そう思うことありま
      せんか?道の駅、百貨店、SC、などなど、売り場を持っている小売
      事業者へ、どのようにアクセスして商品を営業していくのか、そのノ
      ウハウと、具体的な販路展開先のやり方をお伝えします。主に飲食品
      を扱っている製造業向けのセミナーです。
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 ●他社と差が出る!売れる商品撮影術
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【日時】2022年 5月26日(木) 15:00~16:00
  【形態】Zoomによるオンラインセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着5名程度
  【講師】宮城県よろず支援拠点 鈴木 陽
  【概要】画像の良し悪しで売上が変わると言われています!今回は主に食品を
      扱う事業者にもってこいの撮影のお話を致します。メニュー作りやイ
      ンスタグラム・SNSでの画像をワンランクアップさせて売上・集客を
      アップさせましょう!
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html?utm_source=mailmaga&utm_medium=email


 ●個人版事業承継の進め方
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【日時】2022年 5月27日(金) 13:30~14:30
  【形態】Zoomによるオンラインセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着5名程度
  【講師】宮城県よろず支援拠点 菅野 史朗
  【概要】個人事業主が事業承継をうまく進めるために、国が用意した制度をう
      まく活用しましょう。
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html?utm_source=mailmaga&utm_medium=email


 ●新規顧客獲得!全部自分でできるECサイト立ち上げと集客
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【日時】2022年 5月27日(金) 15:00~16:00
  【形態】Zoomによるオンラインセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着5名程度
  【講師】宮城県よろず支援拠点 木村 俊一
  【概要】コロナ禍でネット販売の重要性が増しています。これからネット販売
      を検討している方は、まずはお金をあまりかけずにテスト・マーケテ
      ィング的にECサイトを立ち上げ、インスタを活用して集客をするこ
      とを検討してみてはいかがでしょうか?BASEとインスタショッピ
      ングを活用した集客方法をお伝えします。
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html?utm_source=mailmaga&utm_medium=email


 ●新規客の心をがっちり掴む!!飲食店販促物スタイリングセミナー
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【日時】2022年 5月30日(月) 15:00~16:00
  【形態】Zoomによるオンラインセミナー
  【費用】無料
  【人数】先着5名程度
  【講師】宮城県よろず支援拠点 遠藤 さゆり
  【概要】インスタやメニューブックなどお料理の写真が必要になるシーンが多
      くなっています。写真を一目見て「美味しそう!行ってみたい」と思
      ってもらえるかが集客に大きな影響を与えます。フードコーディネー
      ターの遠藤が、映えるお料理の盛り付け(スタイリング)の実例を交
      えお伝えする、実践的スタイリングセミナーです。
  【申込】http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/seminar.html?utm_source=mailmaga&utm_medium=email







┌────────────────────────────────────
│(3)他支援機関の支援施策等のご紹介
└────────────────────────────────────

●宮城県中小企業等事業再構築支援補助金
 【内容】
  新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機とした新しい行動様式の浸透など
  ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するための新分野展
  開、事業転換、業態転換などの事業再構築を宮城県が支援するものです。

 【募集期間】
  令和4年4月18日(月)~5月31日(火)※期間中の消印有効
  ※予算上限に達する見込みとなった時点で、申請期間中であっても受付を終了
   させていただく場合があります。

 【補助対象者】
 ・県内に本社・本店、または事務所を有する中小企業・小規模事業者(個人事業
  主を含む)

 【補助率・補助限度額】
  補助率 2/3以内
  補助額 500万円(下限額:50万円)

 【詳細】
  https://miyagi-chusho-saikochiku.jp/index.html




●小規模事業者持続化補助金(第8回)
 【内容】
  小規模事業者持続化補助金は、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模
  事業者等の地道な販路開拓等の取り組みや、業務効率化の取り組みを支援するた
  め、それに要する経費の一部を補助いたします。

 【募集期間】
  2022年3月29日 ~ 2022年6月3日

 【補助率・補助限度額】
  補助率 (通常枠)2/3  (特別枠)2/3または3/4
  補助額 (通常枠)50万円 (特別枠)最大200万円

 【詳細】
   商工会地区:https://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/
   商工会議所地区:https://r3.jizokukahojokin.info/



◆公益財団法人みやぎ産業振興機構
 令和4年度「プロジェクト創出研究会補助金」募集のご案内

 当財団では、宮城県内の中小企業者が、新たな事業の創出や新技術・新製品開
 発を目指して研究開発を行う際に、他の企業や大学・公設試験研究機関等と結成
 する「プロジェクト創出研究会」(以下「研究会」という)の活動費を補助しま
 す。
 
・補助対象事業 
  宮城県内の中小企業者が、新たな事業の創出や新技術・新製品開発を目指して
  地域産業の高度化、高付加価値化を図る事業
・補助限度額
  1研究会当たり上限「80万円」以内
・補助対象者
  宮城県内に事業所や事務所をもつ中小企業者を主体として、他の企業、大学等
 (短期大学、高等専門学校を含む。)及び公的試験研究機関等の3機関以上が
  参加している研究会。
  ※補助条件 
  次年度に国等が実施する提案公募型技術開発事業等への応募を目指す研究会で
  あり、代表者が明確であること。
 (国等が実施する事業例として、成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業))
  https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2022/220225mono.html
・補助率
  補助対象経費の10分の10以内
・補助期間
  補助金交付決定の日から令和5年2月28日
・募集期間
  令和4年4月15日(金)~5月26日(木)当日消印有効 ※期日厳守のこと
・内容・応募方法等の詳細につきましては、以下のホームページをご覧ください。
  https://www.joho-miyagi.or.jp/pro-c
  申請の際は、補助要件等を確認させていただきますので、事前に下記まで
  お問合せ願います。
・お問い合わせ先
  公益財団法人みやぎ産業振興機構 地域連携推進課
  TEL 022-225-6638   FAX 022-263-6923
  Email koudo@joho-miyagi.or.jp



◆公益財団法人みやぎ産業振興機構
 令和4年度「みやぎ中小企業チャレンジ応援基金事業」募集のご案内

 当財団では、宮城県及び株式会社七十七銀行と連携し、地域資源等の活用に
 より新商品等の開発を行う方を支援するため、当該開発に係る事業計画を募集し、
 優れた案件と認められるものに対して事業経費の一部を助成します。
 なお、事業承継を伴い開発を行う方は優遇します。
 
・助成内容 
  今回の募集は(1)【一般型】のみになります。
 (1)【一般型】
  ○助成期間:助成金交付決定の日から令和5年2月6日(月)まで
  ○助成金額:上限「200万円」以内 ※消費税は含みません
  ○助成率 :助成対象経費の1/2以内
  ○助成件数:10件程度
 (2)【技術志向型】
  ○助成期間:助成金交付決定の日から12ケ月以内
  ○助成金額:上限「300万円」以内  ※消費税は含みません
  ○助成率 :助成対象経費の1/2以内
  ○助成件数:8件程度
  ※【技術志向型】への応募要件
  応募可能な事業計画は、地域資源等の活用に加え、高付加価値製品の
  開発に向けた産学連携による高度な技術を活用した基礎研究等、技術
  志向型の中小企業が取り組む一定の期間を要する事業計画であるもの。
・募集期間
  【一般型】令和4年4月13日(水)~令和4年5月9日(月)必着
        (募集状況によっては追加募集を行うことがあります)  
  【技術志向型】令和4年5月下旬より募集開始予定 
    ※詳しくは当財団のホームページにてご案内いたします。
・助成対象者・助成対象経費
  ○助成対象者
  (1)宮城県内において助成金の募集開始日以降6ヶ月以内に創業を行う者
  (2)宮城県内に主たる事業所等を有する中小企業者及び中小企業者のグループ
  (3)宮城県内に主たる事業所等を有するNPO法人等
・助成対象経費
  (1)研究開発に伴う専門家謝金及び旅費、研究材料費
  (2)研究開発に係る費用(原材料費、試作用器具・備品費、外注費等)
  (3)デザイン開発やFS調査等の委託費等
  (4)展示会出展諸費用等

・募集説明会
  新型コロナウィルス感染症による感染拡大予防の観点から、募集説明会は
  行いません。
  事業概要の説明動画を当財団ホームページにて公開いたします。
  なお、申請にあたり、相談をご希望の方は個別に対応いたしますので下記
  お問い合わせ先までお気軽にご連絡下さい。
・内容・応募方法等の詳細につきましては、以下のホームページをご覧ください。
  https://www.joho-miyagi.or.jp/ouen
・お問い合わせ先
  公益財団法人みやぎ産業振興機構 事業支援課
  TEL 022-225-6697  FAX 022-263-6923
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 今週も最後までお付き合い下さりありがとうございました。
 

 
 ※誤字脱字が無いように注意しておりますが、なにぶん分量が多く時々まぎれ込
  んでしまします。その際はご指摘を頂けますと大変助かりますので、よろしけ
  ればご連絡頂きたく思います。

 (メルマガ筆者:宮城県よろず支援拠点・佐藤 創)


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