人に相談する意味はある?
2018.07.04


「人に相談する意味はある?」



宮城県よろず支援拠点の細野です。

当拠点の存在意義に関わる問題ですが、今日は人に相談する意味について書いてみたいと思います。



特に男性は人に相談するのが苦手と言われています。


更に経営者の方は自分で決めたい、外部からあれこれ言われたくないと考えている方が比較的多い気がします。


私自身も、かれこれ10年以上経営者をやっていますが、元々は人に相談するタイプではなく、相談する意味がわかっていませんでした。



一番の理由としては、「人に相談しても問題は解決しない」と考えており、たとえば売上が上がらない、月末に支払うお金が足りないといった悩みの場合、解決するには「売り先を紹介してくれる」、「資金を融通してくれる」といった直接的な方法でしか解決できないだろうと考えていたからです。



今考えると、非常に短絡的だと思うのですが、その時の私は「何もできないのであれば口だけ出してもらっても意味がない」くらいに考えていました。




しかしその後、大きな失敗をし、これまでの自分を見直すきっかけを得られたことで、私もだいぶ素直に人の話を聞けるようになり、迷ったときは人に相談するようになりました。

人に相談するメリットは色々あると思うのですが、私が一番だと思うのは「自分の考えが整理できる」ということです


まず、悩んでいるときって頭の中がごちゃごちゃしていて自分でも何がなんだかよくわからないということがあると思うのですが、人に客観的な視点から話を聞いてもらうことで、頭の中を整理することができます。


正直、これだけで人に相談する価値があると思います。事実、当拠点に相談にいらっしゃる方の中には、ご自分の話をしていくだけで満足して帰られることもしばしばあります。



また、これは相談を受ける側にある程度の専門性というか能力が必要になりますが、悩みを整理した上で、相談者が抱えている悩みの真の問題点を探り当てることができればなおいいですね。



問題は真の原因が分かれば8割は解決とも言われています。


ちなみに、先ほど挙げた「売り先が無い」、「月末に支払うお金が足りない」というのは問題ではなく、それらはただの事象に過ぎません。


問題と事象をごっちゃにしないようにご注意ください。




そして、問題を解決する際の具体策を検討する際も、客観的な視点から助言してもらうことで、自分だけでは思いつかなかった選択肢や、想定していなかったリスクなどにも気付くことができます。


このように、人に相談することのメリットはたくさんありますし、逆に相談することのデメリットはほとんどありません。営業上の秘密が漏れてしまう懸念があるかもしれませんが、それであればしかるべきところに相談すればよいのです。



当然、当拠点は守秘義務を負っていますので、ご安心してご相談にいらしてください。



最初の一歩には勇気がいるかもしれませんが、もし悩みがあって自分だけでは前に進めなさそうだと思ったら、当拠点の扉を叩いてみてください。



もしかすると、その一歩がきっかけで大きく変わることができるかもしれませんよ。

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