Time-Spanでアイデアを時間面から評価する
2019.03.13


こんにちは。宮城県よろず支援拠点の細野です。

以前の記事でアイデアを評価する方法として、「実効性と実行性」というものをご紹介いたしました。

今日はそれに関連して、もう1つアイデア評価方法をご紹介します。

それは「Time-Span」と呼ばれるものです。

簡単に説明すると、あるアイデアについて、それを実施するためにはどの程度時間を要するものなのか、そして実施した後、効果が生じるまでどの程度の時間を要するのかという2つの観点から評価します。


使い方としては、ある課題を解決しようとしていて、そのための案としてA案、B案、C案が出てきたとします。

それぞれの案について、この「Time-Span」の考え方で、実施するまでに要する時間、効果が生じるまで要する時間の両方を検討して、案選定の材料にするという流れになります。


一例を挙げると、これまで自身で経験のない業務を実施するとします。
その際、選択肢として以下を挙げます。

A案:自分で業務について勉強してスキルを身に着ける
B案:その業務の経験者を採用してその社員にやらせる

A案については、勉強すること自体は今すぐ取り組めますね。よって、実施するまでの時間は短いと言えるでしょう。しかし、その業務の難易度にもよりますが、業務が問題なく実施できるレベルのスキルに到達するためには時間を要する可能性が高いでしょう。
よって、実施するまでに要する時間は短く、効果が生じるまでに要する時間は長いという評価になります。

B案については、求人をかけて希望する人材を採用するまでには一定の時間を要するはずです。しかし、即戦力レベルの人材を採用できれば、その後はすぐに効果がでるでしょう。
よって、実施するまでに要する時間は長く、効果が生じるまでに要する時間は短いという評価になります。(あくまで相対評価です)


ちょっと雑な例で恐縮ですが、あくまでイメージを掴んでいただくためのものです。

なお、この「Time-Span」では時間面しか評価しないので、コストやリスクといった他の要素は別途検討する必要があることは言うまでもありません。

しかし意外と見落としがちな視点なので、覚えておいていただくと役に立つと思います。


以上、ご参考まで。

女性創業者の特徴について
2019.02.05

皆様 こんにちは。宮城県よろず支援拠点の渡邉です。

最近、女性の創業に関するご相談が増えています。
そこで今日は、創業をしたい女性達の傾向(あくまで私の経験上ですが)をまとめてみました。

1.なぜ創業をしたいと思ったのか?
・エステサロン等の勤務経験を活かして自宅でサロンをしたい。
・仕事と子育ての両立で疲れていた時に通ったアロママッサージに癒されて、自分も学んで同じように悩んでいる女性の癒しになりたい。
・お菓子作りが大好きで、カフェをするのが夢だった。
・ポーチなどの小物を作るのが大好きで、フリーマーケットで販売してきたが、自分のお店を持ちたい。
等々、ご自身が好きなことや同じ女性を応援したいという気持ちがベースになっています。

2.創業に向けて一歩踏み出すタイミングは?
・子育てが一段落したので、自分のことに時間をつかいたい。
・お店をしたいと思っていたら、良い物件が見つかった。
と、夢を実現させるための何かきっかけがあります。

3. 創業のスタイルは?
・副業としてスタートしたい。(勤務先の就業規則が副業可の場合)
・ご主人の扶養の範囲でスタートしたい。
・なるべく経費をかけない方法でスタートしたい。
と、小さな規模で始め、実績を積みながら大きくしていきたいという女性が過半数です。

【まとめ】
女性の創業者の傾向
・好きなことや女性を応援したい想いをベースに
・創業に踏み切る何かをきっかけとして
・小さな規模からスタートする

創業に向けて一歩踏み出したいという方がいらっしゃいましたら、お気軽に当よろず支援拠点をご活用ください。
人材育成はなぜ大切か?
2019.01.29


宮城県よろず支援拠点の横尾です。

 今日は、「人材育成はなぜ大切か?」というテーマでお話しをしたいと思います。短い文文章なので是非ご覧ください!

 さて、企業が事業を営むにあたり欠かせない経営資源として一般的に「人」「物」「金」が必要と言われます。これに「情報」を加える場合もありますが、どれ一つとっても企業経営にとって欠くことの出来ない大切なものです。

 ただ、この重要な4つの経営資源は重要度からいって、全て横並びかというと、そうではなく、やはり「人」が一番重要であるということが言えると思います。
 
 なぜ「人」が重要なのか?

 2つの視点で考えてみたいと思います。

1)人がいなくては始まらない。
 言うまでもなく、企業は人がいなければ運営できません。企業を生かすも殺すも人次第です。「物」は人がいなければその価値を発揮できず、「金」は人が使って初めて意味のあるものとなります。「情報」はその情報を得た人にとって価値あるものでなければ意味がありません。
 要するに「人」以外の経営資源は全て「人」がいることが前提となっているのです。

 これはあたりまえ。

2)「人」は進化する
 世の中に形あるものはいずれ壊れ、時間とともに価値は減少していくものです。「物」は例えば機械設備であれば導入当初は価値が高く、多大な利益を企業にもたらしてくれますが、時間とともに性能は劣化し、故障等もおき、次第に価値は減少していきます。「金」はもちろん使えば無くなります。「情報」は入手当初は有益な情報であっても時間の経過とともに古くなり、使い物にならなくなる事が多々あります。
 
 では「人」はどうでしょう?

 「人」は従業員として使えば使うほど(長く雇用すればするほど)仕事を覚え、価値が上がっていきます!これは他の経営資源とは真逆の性質にあり、大事に扱えば扱うほど企業に利益をもたらしてくれるのです。従業員のスキルが上がることで仕事の効率化をもたらし原価低減にも繋がります。また営業マンとして育成すれば、売上の拡大にもつながるのです。一度価値の上がった従業員は企業に利益をもたらし続けてくれるでしょう!
 
 いかがでしょう?経営資源としての「人」の重要性についてご理解いただけたでしょうか?

 多くの経営者は、設備投資や、資金調達等に関心が集まり、人材投資にまで目が行き届かないのが現状と思われます。従業員のスキルアップの取り組みをあなたの会社は行なっていますか?今一度従業員教育について見つめ直し、取り組んでみてはいかがでしょうか?

*厚労省の助成金で人材育成を行う際の助成金が支給されています。

人材開発支援助成金 参考URL
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html

 企業を生かすも殺すも人次第なのです!
 
経営者保証に関するガイドラインについて
2019.01.22



皆さま こんにちは。
宮城県よろず支援拠点コーディネーターの鯨井です。

今回の耳寄り情報では、「経営者保証に関するガイドライン」について紹介いたします。

昨年の8月にも弁護士の木下コーディネーターから当ガイドラインについての紹介がありましたが、今回はその続編として、当ガイドラインがスタートした背景とその意義も考えてみたいと思います。
(参考URL:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/cafe/html/art/00048.html

このガイドラインが制度としてスタートしたのは、平成26年2月からですが、それ以前に中小企業が融資をうける際には、社長などの経営者や第三者が融資の保証人となるケースが一般的なことでした(今もそうではないか、と言わそうですが・・・)。

そのため、
・中小企業にとっては、多額な資金調達を必要とする思い切った事業展開が困難
・中小企業の後継者候補にとって、事業承継意欲を削がれる要因となる
・債務者である中小企業が返済出来ない時は、保証人である経営者や第三者が代わりに返済をしなければならず、個人の生活に支障がでる

などの弊害が指摘されていました。


 一定の要件を前提として、これらの弊害の緩和を狙ったのが、上記ガイドラインです。

 主なルールとして、以下の2つのケースに分かれます

①新規借入時、既存保証契約の見直し時
 ✓ 経営者保証なしで新規融資を受けることができる可能性がある
 ✓ 経営者保証の解除ができる可能性がある

②保証債務履行時・保証債務整理時
✓ 必要な生計費や自宅を手元に残せる可能性がある
✓ 引き続き経営に携わったり、再起を図れる可能性がある

細かな個別要件はそれぞれ後述リンクを参照していただきたいのですが、いずれのケースにおいても、以下の要件は全て充足する必要があるとされています。

(1)主債務者が中小企業であること
(2)保証人が個人であり、主債務者である中小企業の経営者等であること
(ただし一定の要件を満たした配偶者など、これ以外にも該当要件があります)
(3)債務者である中小企業と保証人であるその経営者等が、弁済に誠実で、債権者の請求に応じて負債の状況を含む財産状況等を適切に開示していること
(4)主債務者と保証人が反社会勢力でなく、そのおそれもないこと。


(3)の要件の中で「債権者の請求に応じて財産状況等を適切に開示していること」と表記されていますが、これは例えば、債務者は債権者に対して、決算書や月次試算表などの財務状況を示す資料を、適切に開示する必要があるということです。つまり、債務者と債権者との間で、財務状況や経営状況について共通認識や相互理解が得られているかがポイントであるということですね。

 このように、「経営者保証に関するガイドライン」は、単に経営者保証無しで新規融資が受けられるとか、債務保証履行時でも手元に財産が残せるといったことだけでなく(これらも画期的なことですが)、中小企業は債権者である金融機関に対して、自社の状況を理解してもらえるための働きかけが必要である、ということを明示している点にも特徴があると筆者は考えます。

 逆に、金融機関にとっては、融資判断の際に経営者保証に依存することなく、財務内容や事業の将来性による判断の比率を高めることが求められているとも言えます(そして、中小企業が廃業する際には、当ガイドラインに則って支援することも求められていると言えます)。

 経営者の皆さまにとって、「経営者保証に関するガイドライン」は注目すべき制度ではないでしょうか。

 なお、より詳しい内容については、以下のURLが参考になりますので、閲覧していただければと思います。

 http://hosyo.smrj.go.jp/中小企業基盤整備機構HP)


今回の耳寄り情報は、「経営者保証に関するガイドライン」のご案内をさせていただきました。ここまでご覧頂きましてありがとうございました。

以上、鯨井がお伝えいたしました。


<筆者紹介>
鯨井文太郎。宮城県よろず支援拠点コーディネーター、中小企業診断士、金融検定協会認定ターンアラウンドマネージャー、金融検定協会認定 事業承継マネージャー。


実効性と実行性
2018.12.17


みなさま、おはようございます。宮城県よろず支援拠点の細野です。
今日は何かアイデアを検討しているときに使える考え方を紹介します。

”実効性”と”実行性”です。

何かしらアイデアが浮かんだ際に、「このアイデアは”実効性”と”実行性”の両方を満たすことができるのか?」という感じで考えます。


実効性は、ボリュームとポテンシャルで判断します。
要はそのアイデアはどれだけ効果出る余地があるのかということです。

実行性は、コストとリスクで判断します。
いくらコストがかかり、どの程度のリスクがあるかで、やれるかどうかの判断をします。

ありがちなのは、このどちらかに偏ってしまうことです。
特にアイデアを思い付いたときは、「いい案出た!」という興奮のせいもあってか、視野が狭くなりがちです。


実効性に偏ると、確かに効果が高くて素晴らしいアイデアと思えるのですが、いざやってみるとお金がかかりすぎたり、とんでもなくハイリスクだったりして途中で頓挫してしまうということになってしまいます。

逆に実行性に偏ると、実現可能性は高いものの、それを実行したところでたいした成果が出なくてやった意味がないということになってしまいます。


考え方のイメージが付きやすいように例を挙げてみます。

居酒屋がハッピーアワーとして19時まではドリンク半額というサービスを始めるとしましょう。
その場合、実効性としては、これをやったことでどのくらいの売上や利益増加が見込めるのかを考えます。

ドリンクが安く飲めるということで、19時前に当店を目指して入店してくれるお客様が増えることが期待できますね。元々19時前はお客様があまりいない店舗であれば、効果が期待できます。逆に元々19時前もお客様が多くいて満席に近い状況のお店だと、これをやってしまうと単に利益を減らしてしまうことになるのでご注意ください。

そして、実行性としては、まずコストですが、元々この時間帯に店舗をオープンしていたのであれば、ハッピーアワーをやること自体は特にコストはかかりませんね。

次にリスクとして考えられることとしては、例えば元々19時以降に来てくれていたお客さんの来店時間が早まることで、平均客単価が下がってしまう可能性です。(19時以降が逆に客の入りが悪くなった場合)

ただ、19時前に入店して、19時以前にすぐに店を出ていくお客さんがそんなに大勢いるとは考えづらいでしょう。どうしても問題があるならハッピーアワーを止めるということも簡単にできるのでそこまで大きな懸念材料ではないと考えられます。

実行の容易性という観点では、ハッピーアワーはやろうと思えばすぐにでも始められるということで高いと考えられます。

”実効性”と”実行性”、同じ読みで覚えやすいと思いますので、是非、活用してみてください。

折込みチラシの効果を高めるためには
2018.12.17

おはようございます。
宮城県よろず支援拠点コーディネーターの工藤です。

今回の耳寄り情報は、前回(9月)に引き続き、昨年秋に夢を叶えて開業した事業者からの相談内容に対する対応状況の一コマから・・


Q:自作のホームページ開設と、月に1度の新聞の折り込みチラシをメインに自店の商品をPRしています。より効果的な折込みチラシを作るポイントを教えてください。

A:先ずは、これまでの販促活動からうまくいった時とそうでもなかったケースを振り返ってみましょう。ご自身の身の丈に合ったやり方で続けていくことが大事です。お店の存在を知ってもらい売上アップにつながるアイデアについて、いくつかご提案しました。


1.お客様のメリット
たいていのチラシは商品の種類や価格のみを羅列しています。しかし、それは売り手が言いたいことであり、必ずしも買い手が聞きたいことではないこともあります。お客様はどんな言葉に共感するのか、よく考えてみましょう。

2.他店との違い
他のお店とは何が違うのかがわからないと、お客様はより安いもの、自分の好きなものへ流れてしまいます。素材・原材料や製法、経験年数など、強みと差別化を見える形で示してください。

3.「動機づけ」のしくみ
競合のお店とご自身のお店とどちらも同じ質で同じ価格であった場合、あっちではなくこっちのお店に来たいと思わせる理由が「オファー」です。
「オファー」とは期間限定で値引きをするとか、2個買うと1個サービスとか、会員になると○○をプレゼントするといった、来店の「動機づけ」のしくみをつくることが大切です。

4.美味しさを表現する写真と文章
美味しそうに見せるにはチラシのデザインが重要です。特に食品に関してはご自身で撮ったものより、できればプロに依頼するのをお勧めします。また文章も大切です。商品の魅力や美味しさを表現している文章や写真を普段から集める努力をしましょう。

上記に加えて、ご自身のお店を印象づける(ブランディング)こと、親近感を演出する(人柄が伝わる、写真を使うと効果的)こと、口コミを入れる(情報発生力、信頼感向上)ことに気を配ることで、もっと魅力的な折込みチラシになってくるのではないでしょうか。

仕事中のムダ、削減してみませんか? Part.2
2018.11.06


宮城県よろず支援拠点の渡邉です。

前回、モノを探す時間を削減するために5Sという改善方法をご紹介しましたが、
今回は、そのうちの2つ、「整理」と「整頓」の進め方について深堀りしたいと思います。
「整理・整頓といっても何から始めたら良いの?」という質問をいただくことが多いのです。


「整理」 必要なものと不要なものを分け、不要なものは処分する。

1)不要なものに赤札を貼っていきます。
2)赤札を貼ったものは処分します。但し、一定の期間保管しておきたいもの、保管しなければならないものには、保管期限と担当者名を記載した札やメモを貼って保管します。担当者は保管期限になったら処分か保管かの判断をします。

※事務所に保管するファイルも、一定期間過ぎれば書類保管箱に入れて倉庫で保管するようにすると、書棚もスッキリ整理できます。
尚、会計書類のように保存期間が決められている書類もありますので、ご注意ください。


「整頓」 必要なものの置き場所を決め、定位置に置く。
整理をして、必要なものだけになったら、次は置き場所を決めます。使った人が必ずその置き場所に戻せば、探し回る時間は無くなります。

「整頓」をする際にご紹介したいのが 3定(サンテイ) という用語です。

 定位  決まった位置に
 定品  決まった品目を
 定量  決まった量だけ 置く。

机の中を整理していたら、ハサミが2~3本出てきた、といったことは無いでしょうか? 置き場所だけでなく、数量も決めてしまいましょう。決められた数量を下回れば購入するようにすればコスト削減にもなります。

片付いた事務所や工場で気持ち良く働ければ、作業効率も必然的にアップするのではないでしょうか。
第13回ビジネスマッチ東北2018のご案内
2018.10.22


みなさん、こんにちは! 宮城県よろず支援拠点コーディネーターの鯨井文太郎です。

今日は、11月8日(木)に夢メッセみやぎで開催される、東北最大級のビジネス展示・商談会「第13回 ビジネスマッチ東北 2018」の紹介をさせていただきます。

「ビジネスマッチ東北」は2006年に初めて開催されてから、今回で13回目を迎えます。前回の「ビジネスマッチ東北2017」では、460企業・団体、461ブースが出展、個別商談会における商談件数が299件、展示会への総来場者数が7,315人と、東北の商談会の中では最大規模を誇ります。

また、「ビジネスマッチ東北」は出展社の満足度も高い傾向にあります。前回開催分の「ビジネスマッチ東北2017 開催報告書」では、以下のアンケート結果が記載されています。

Q. 出展しての感想
A. A出展して良かった    :84.1% 
B出展しない方が良かった :  0% 
Cどちらとも言えない   :14.5%

出展社の84.1%が「出展して良かった」と回答されています。

また、同アンケートのうち、来場者の来場目的とその結果について以下の通りとなっています。

Q. 来場目的(複数回答可)
A. ・製品購入のための資料・情報収集       :24.9%
  ・新しい製品、サービスを探すため       :40.4%
  ・新しい提携先、取引先を探すため       :31.2%
  ・関連業界の動向を知るため          :21.2%
  ・取引のある出展者との交流のため       :24.2%
  ・視察、研修の一環として           :27.0%
  ・学術機関プレゼンテーション         :1.8%
  ・東北経済産業局 知的財産室プレゼンテーション :0.7%
  ・東経連ビジネスセンター eEXPOの紹介   :1.2%
  ・次回の出店検討のため            :3.7%
  ・その他                   :7.6%


Q. 来場した結果(複数回答可)
  ・商談成立           :1.6%
  ・商談先がみつかった      :14.5%
  ・新規取引先が見つかった    :9.6%
  ・新製品・新技術の情報が得られた:55.0%
  ・産学連携が得られた      :4.7%
  ・新規時事業の参考になった   :28.9%
  ・その他            :3.1%

来場の目的として、製品購入や提携先・取引先に関する項目が上位にランクされています。また、来場した結果として、「商談成立」と「商談先がみつかった」を合計すると16.1%となり、商談に繋がることも期待できそうです。

残念ながら、今回の「第13回 ビジネスマッチ東北 2018」では出展の受付は締切となっているのですが、来場するだけでも何らかの成果は期待できそうですね。また、来年の出展を検討する方であれば参考になることでしょう。ちなみに入場無料、入場にかかる事前登録は不要です。

詳細は下記リンク先が参考になります。
http://www.bmtohoku.jp/

また、当拠点でもブースを設置いたします。工藤コーディネーターと佐藤コーディネーターが対応させて頂く予定です。

今回は、「第13回ビジネスマッチ東北2018」のご案内をさせていただきました。ここまでご覧頂きましてありがとうございました。

以上、鯨井がお伝えいたしました。


<筆者紹介>
鯨井文太郎。宮城県よろず支援拠点コーディネーター、中小企業診断士、金融検定協会認定ターンアラウンドマネージャー、金融検定協会認定 事業承継マネージャー。
問題に気づき、すぐ対処するためには
2018.10.02


宮城県よろず支援拠点コーディネーターの小野寺です。

今年も残すところ、あと3か月となりました。
年末に近づくにつれて、一年を振り返る機会も増えてくると思います。

経営においても過去を振り返り、反省し、改善に繋げることは大切です。原因が特定できなければ、有効な改善策を講じることはできません。



多くの企業で、経営者の目指すところと現状との間には大きなギャップがあります。

それは、業界を取り巻く外部環境や、社内組織の欠陥による内部環境、または複合的なものに起因しています。

外部環境に起因する課題を改善するのには時間がかかる場合が多いです。しかし、内部環境に起因する課題は、改善に向けてすぐに取り組むことができます。



事業活動は、業務・作業と管理で成り立っています。そのいずれも人によって行われます。

手順、ルールを作りそれを守るように指示するのが経営者を含む管理層なら、それを守って仕事をするのはその他の従業員です。

この一連の流れの中でムダが発生する以上、ムダはすべて人が作っていると言えます。そして、人の考え方、行動を変えればムダは限りなく小さくできるのです。


設備にトラブルや故障が発生するのは、設備が悪いのではありません。トラブルや故障に繋がる原因、条件、欠陥を見逃し、放置している人に問題があるのです。

そのことに気付けば、故障やトラブルは限りなく、小さくできます。「設備がポンコツだから仕方ない」と思っているうちは、ムダをなくすことはできないのです。

すべてのムダが人に起因するのであれば、ムダをなくし改善するのも人です。問題に気づき、発生したムダにはすぐに対処するよう組織を導くことが経営者を含む管理層の役割です。

そのためにも、経営者の目指すところを「見える化」「定量化」することが大切です。目指すところを「見える化」「定量化」することで、現状とのギャップを明らかにし、従業員を含めた他の人々と共有することができます。

このギャップが課題であり、課題を共有することこそ、改善への第一歩です。
奇跡の一発逆転に期待するようになったら危険信号
2018.09.25


宮城県よろず支援拠点コーディネーターの細野です。

経営が切羽詰まってくるとどうしても「一発逆転」的なものに期待しがちです。


「あの○○億円の大型案件さえ受注できれば乗り切れる!」

「○○社との提携の話がまとまればまとまったお金が入ってくる!」

「今度出す新商品が大ヒットすれば持ち直せる!」

・・・などなど。



特に資金的に苦しくなってくると、こういった大きなチャンスで一発逆転を狙いに行きたくなります。

「これさえ成功すればこれまでの失敗は全て帳消しにできる」ことに期待します。


冷静に考えてみれば、これらのことが実現する可能性はほんのわずかです。

しかし、追い詰められた頭ではそのことに気付くことはなかなかできません。

たとえ気付いたとしても認められません。



こうして外部から見ればギャンブルとしか思えないようなハイリスクなことに手を出してしまい、場合によってはそれが決定打となって会社を潰します。

こういった「一発逆転」を狙うようになったらかなり危険な状態なのだと認識しましょう。
おそらく既に正常な判断が出来なくなりつつあります。


経営においては地道にコツコツ手を打って行くことが王道です。

もちろん、どん底からのV字回復の例が無いわけではないし、人の興味を引くこともあって、「一発逆転」ストーリーは取り上げられやすいです。


しかし、実際にはほぼ奇跡のようなものです。

苦しくなっても奇跡に期待をせず、現実を直視して出来ることを1つ1つやっていくことが精神的にはキツイものがありますが一番手堅いと思います。

もちろん1人で思い悩むことはなく、信頼できて冷静な判断ができる相手に相談しながら対処していくのが望ましいでしょう。

相談できる相手がいないという方は、是非一度、よろず支援拠点にご相談してみてくださいね。経験豊富なコーディネーターがあなたのお悩みに真摯に向き合います。



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