会社の未来を数字で予測してみよう(2/3)
2018.10.18


おはようございます。

宮城県よろず支援拠点コーディネーターの細野です。

「会社の未来を数字で予測してみよう」と題して、事業計画策定を行う際に必須となる、将来の売上、経費、利益の予測を立てて数値計画を作ること、つまり” 未来の数字計画作り”のやり方を3回に分けてご紹介しております。

第1回目は、会社の外部と内部の環境分析。
第2回目(今回)は、経費計画の作り方。
第3回目は、売上計画の作り方。
・・・といった流れとなります。

前回は、将来の売上、経費、利益の予測を立てて数値計画を作る”未来の数字計画作り”のやり方の全体像と、第一ステップとして行う環境の変化予測の方法についてご紹介しました。

内部環境とミクロの外部環境の変化予測ができたら、ここで得た情報をもとにして、売上、費用、利益といった数値計画に落とし込んでいくことになります。

今回は費用計画の作り方についてご紹介します。


まずは過去3年分程度、決算書をご準備ください。
損益計算書(P/L)の販管費内訳の費目ごとに、3年分の平均を出します。
(必ず3年でなければ駄目ということではありません。大体の目安です)

もし、何か特殊な要因があって、例年と大きく違う部分があれば、そこは取り除いた金額にしてください。


そこで出た金額をベースに、前回行った環境の変化予測の内容を反映させていきます。
たとえば、人が増える計画になっているのであれば、給与や社会保険料など、関連する費用が増えますね。また、定期的な昇給を行っているのであれば、それも反映させましょう。

または、設備投資をするのであれば、減価償却費が増えるでしょう。
オフィスの移転であれば、地代家賃が変わることになるかと思います。


こういった感じで、過去の実績ベースをもとに、変化予測の内容を反映させていくことで、費用計画を作っていきます。

費用に関することは、ほとんど自社でコントロールできることなので、予測を立てるのも、計画を作るのもそんなに難しくないかと思います。


次回(最終回)は、売上と利益の計画の作り方についてご紹介しますのでお楽しみに!



<筆者紹介>
細野哲平。中小企業診断士。宮城県よろず支援拠点コーディネーター。
仙台・宮城を中心に、「会社の将来をとことん一緒に考える身近な経営パートナー」として、徹底的に社長の立場に立った経営コンサルティングを行っている。

東京のIT企業でWeb系のシステムエンジニアとして多くのシステム開発に携わった後に、中国の北京に約2年間居住して日系企業の中国進出事業に取り組む。
2018.10.18 17:13 | 固定リンク | 経営ミニコラム

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