問題に気づき、すぐ対処するためには
2018.10.02


宮城県よろず支援拠点コーディネーターの小野寺です。

今年も残すところ、あと3か月となりました。
年末に近づくにつれて、一年を振り返る機会も増えてくると思います。

経営においても過去を振り返り、反省し、改善に繋げることは大切です。原因が特定できなければ、有効な改善策を講じることはできません。



多くの企業で、経営者の目指すところと現状との間には大きなギャップがあります。

それは、業界を取り巻く外部環境や、社内組織の欠陥による内部環境、または複合的なものに起因しています。

外部環境に起因する課題を改善するのには時間がかかる場合が多いです。しかし、内部環境に起因する課題は、改善に向けてすぐに取り組むことができます。



事業活動は、業務・作業と管理で成り立っています。そのいずれも人によって行われます。

手順、ルールを作りそれを守るように指示するのが経営者を含む管理層なら、それを守って仕事をするのはその他の従業員です。

この一連の流れの中でムダが発生する以上、ムダはすべて人が作っていると言えます。そして、人の考え方、行動を変えればムダは限りなく小さくできるのです。


設備にトラブルや故障が発生するのは、設備が悪いのではありません。トラブルや故障に繋がる原因、条件、欠陥を見逃し、放置している人に問題があるのです。

そのことに気付けば、故障やトラブルは限りなく、小さくできます。「設備がポンコツだから仕方ない」と思っているうちは、ムダをなくすことはできないのです。

すべてのムダが人に起因するのであれば、ムダをなくし改善するのも人です。問題に気づき、発生したムダにはすぐに対処するよう組織を導くことが経営者を含む管理層の役割です。

そのためにも、経営者の目指すところを「見える化」「定量化」することが大切です。目指すところを「見える化」「定量化」することで、現状とのギャップを明らかにし、従業員を含めた他の人々と共有することができます。

このギャップが課題であり、課題を共有することこそ、改善への第一歩です。

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