美味しそうな料理写真を撮るために
2018.08.15


宮城県よろず支援拠点コーディネーターの田中です。
フードコーディネーターとして食にかかわる経営支援を行っております。


ほぼ毎日、何かしらで耳にする『インスタ映え』。

私もInstagramをやっていて、一緒に暮らす愛犬写真や、これはうまく撮れたなと思う風景、そして食べ物の写真などを記録しておくために使っています。

♯で検索をすると、自分が見たいなと思う写真がずらりと出てくれるのも嬉しいですね。



“インスタ映え”そんな言葉が、私の仕事の中でも影響が出ています。

何てったって最近のご用命は“インスタ映えするメニューを考えて”です。

いきなりそこからでは持続性があり利益が上げられるメニューは作れませんよと、丁重にアドバイスさせていただいています。

そもそも、店主がインスタをやっていないケースも多いですし、開業したい飲食店の業態設定や、ショップコンセプトも決まっていないのに世のお客様の心をつかむようなメニューは生まれません。




インスタの特徴を、共感のポイントはより直感的なビジュアルになったと考えると、飲食店のメニューなどは益々ファッション化していくことが求められているとも言えます。


かつてパッケージが進化した食品などが“ジャケ買い”というブームを起こしたのも、食べ物のファッション化だったわけですし。食べ物が、見た目で売れるのは、売り手側からすると、とってもラッキー。


しかし、美味しくなければリピートはあり得ません。手に取っていただく、口にしていただくきっかけすら激戦の時だから、インスタが作り出してくれるチャンスには乗っていきたいところ。



そこで、お客様を呼ぶために店主が撮影する料理写真のポイントをご紹介します。スマホでも十分にキレイな写真が撮れますよ。


1.なるべく自然光で撮る。少々室内が暗くてもフラッシュは点けない

フラッシュで料理の色が変化をしてしまいます。暗い場合は後から写真の明るさを修正する方が美味しそうに伝わります。



2.夜、店内のライトを活用して撮る場合、明かりの角度に気を付ける

影の方向に気を付け、最も撮りたい料理の部分を選択し、そこに明かりが当たるように器を移動すればOK



3.メニュー全部を撮影しようと思わない

少々お皿が見切れても大丈夫。美味しそうに見える“何”を伝えたいかを外さない



4.撮影角度は、自分の視線より下

上から取ると全体が平らに見えて、間が抜けたようになります。斜めに撮るのも×。
何枚も撮る場合は、どんどん高さを下に下げて撮ってみてください。見比べると料理が立体的に見えてくるpointを感じることができるはずです。



5.足りない色は小物で足す

料理によっては食材の色彩に偏りが出たり、単色なものがあります。無理に食材で色を足さず、食卓にあるべきカトラリーや調味料入れなどの色合いを活用しても立体的な印象の写真が撮れます。



写真例1
奥行きを利用して撮影すると、手前の料理に視線が集中し、立体的に見える。




写真例2
チーズのプレートだけでは地味に見えてしまうため、写真奥側に少し赤い色のある料理を見せる。料理を並べてしまう、もしくはもっと大きく赤をみせてしまうとチーズのプレートは引き立たない



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